NEWS （05/10/04　18:35）

「DinopExifReader」v1.00

　デジカメ画像に埋め込まれたExif情報を解説つきで一覧表示できるソフト「DinopExifReader」v1.00が、9月25日に公開された。Windows 2000/XP/Server 2003に対応するシェアウェアで価格は1,000円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「DinopExifReader」は、デジカメ画像にExif形式で埋め込まれているISO感度、シャッタースピードなどの撮影情報を、各情報の解説とともに一覧表示するソフト。一般的な情報に加えて、メーカーごとの独自情報も表示できる。画像形式はJPEGのほか、“Nikon”および“Canon”製の一部デジタルカメラで撮影したRAW形式にも対応している。

　ファイルを開くダイアログや、ウィンドウへのドラッグ＆ドロップでデジカメ画像を開くと、左側にサムネイル画像と基本的な撮影情報が表示され、右側にExif情報がリスト表示される。

　リスト上では項目名と値に加えて、一部のExif情報については本ソフト作者による解説を表示する“解説”があり、例えば“露出時間”なら“シャッター速度を示す。単位は秒。撮影時に設定した値とは微妙に異なることがある。”といった内容が表示される。解説は左ペインの下側にも表示されるので、長くてリスト上で読みにくい場合はこちらを見るとよい。項目名だけでは分かりにくい値の意味や単位などを補足してくれるので、デジカメの撮影情報について詳しくない人にお勧めだ。

　表示したExif情報は、リスト上で複数選択し、項目名と値を“:”で区切ったテキストとしてクリップボードにコピー可能。また、リスト全体をテキストファイルや、CSVファイルとして保存することもできる。

【著作権者】issei　氏
【対応OS】Windows 2000/XP/Server 2003
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】1.00（05/09/25）

□www.dinop.com
http://www.dinop.com/

（中村 友次郎）