「iStars for Windows」v2.803

　指定した日時と場所の星空をシミュレーション表示できる天文ソフト。天体についての詳しい知識がない人でも簡単に使え、星や星座の名前と配置はもちろん、和名や“今月の見どころ”なども分かるのが特長。デスクトップ上の小さな夜空を眺めて癒されるもよし、また旅先で見られる星座などを前もって調べておきたいときにもいいだろう。ウィンドウ内には全天を円形、または東西南北いずれかの天空を半円で表示。マウスで好きな天体をクリックすれば拡大表示できる。恒星は6.5等級まで、星団は10等級まで、彗星は16等級までを描画可能。星の瞬きや流星も表示しながら任意の速度で天空全体の動きを眺められる。また、たとえば“さそり座”の“明るい恒星”をリスト表示し、そのなかから“アンタレス”を選択すると天空の位置を示して拡大表示する、といった“星座中の天体検索”の機能も便利だ。そのほか、望遠鏡で覗いたような惑星の“イメージ表示”や、星図表示機能などもある。

【著作権者】macer　氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト（寄付歓迎）
【バージョン】2.803（05/10/12）

□macer's Page
http://macer-page.jp/

（川原 徹也）