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デジカメ画像にキーワードを埋め込んでエクスプローラで検索可能に「PixVue」右クリックメニューからデジカメ画像へ任意のキーワードを付加できる
「PixVue」は、ファイルの右クリックメニューからデジカメ画像へ任意のキーワードを付加し、Windows標準のファイル検索機能で画像もキーワード検索可能にするエクスプローラ機能拡張ソフト。 インストール後、JPEG/TIFF画像を右クリックして[Annotate]-[Edit]とメニューをたどればキーワード編集画面が開き、タイトルや作成者、作成日時や作成場所、説明文、キーワードなどの情報をメタデータとして画像へ埋め込める。キヤノン、ニコン、カシオ、コダック、コニカミノルタ、オリンパス、ペンタックス、パナソニック、ソニーといった各社のRAW画像にも情報を付加できるが、その場合、情報はファイルへ埋め込まれず、RAW画像があるフォルダ内に生成される“サイドカーファイル”へ記録される。 さらに、一度入力したキーワードを簡単に再利用できる仕組みも用意されている。編集画面で入力したキーワードは、右クリックメニューのサブメニュー内へ自動で追加されるので、エクスプローラで画像を指定後、右クリックメニューからキーワードを選択すれば、複数の画像へ素早く同じキーワードを付加可能。この操作を繰り返せば、1つの画像ファイルに複数のキーワードを付加できる。またこのように付加した複数キーワードなどは、[Annotate]メニューから一括コピーして他の画像へ貼り付けることも可能。 本ソフトはWindowsの検索機能も拡張し、検索画面の“ファイルに含まれる単語または句”欄へキーワードや説明文を入力すれば、その情報を含む画像をリストアップ可能。ただし、Windows 98の検索機能は拡張できないとのこと。 なお、本ソフトが情報の格納に利用するメタデータの規格は、Adobe社が提唱する“XMP”と、国際新聞通信委員会(IPTC)が規定した“IPTC”の2種類。XMP/IPTC情報は「Photoshop」などでも利用されており、本ソフト導入後は「Photoshop」で埋め込んだキーワードや説明文も検索できることを編集部で確認した。 検索機能以外では表示アイコンも拡張でき、Exif/XMP/IPTC情報が含まれている画像ファイルのエクスプローラ表示時に、アイコン左下隅へそれぞれ異なるマークを付加可能。また、RAW画像をエクスプローラで縮小表示したり、ファイルのプロパティにExif/XMP/IPTC情報を表示するためのタブを追加することもできる。 そのほか、選択画像を全画面でスライドショー表示したり、Webアルバムを作成する機能なども備える。
【著作権者】PixVue.Com
□PixVue (石川 敬峰)
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