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NEWS (05/11/14 14:20)

五線譜上の音符を見て鍵盤の白鍵を当てる読譜学習ソフト「おんぷをよもう」

出題する音域を指定でき、ユーザーのレベルに応じた学習が可能

「おんぷをよもう」v0.9β1
「おんぷをよもう」v0.9β1
 五線譜上に表示された音符を見て、対応する鍵盤の白鍵を当てる読譜学習ソフト「おんぷをよもう」v0.9β1が公開された。Windows XPに対応するフリーソフトで、現在ベクターのライブラリページからダウンロードできる。

 「おんぷをよもう」は、五線譜上にランダムで表示される音符を見て、対応する鍵盤の白鍵を当てる読譜学習ソフト。出題される音域を指定できるのが特長で、ユーザーのレベルに応じた学習が可能。

 起動すると、画面左側に“ト音記号”“ハ音記号”“ヘ音記号”が書かれた五線譜が縦に3つ並んで表示され、画面右下に1オクターブ分の鍵盤が表示される。3つの五線譜には、同じ音の高さを表す音符がそれぞれ表示されているので、その音符に対応する鍵盤の白鍵をクリックして解答しよう。結果は五線譜の右上に“○”や“×”で表示されるほか、正解した際は音符が表す音の高さのピアノ音が鳴り、間違えるとブザー音が鳴る。

 出題する音域を設定するには、11本の罫線で音の高さを表した画面中央の譜面上で、最高音と最低音を表すマーカーを画面上のボタンで動かせばよい。1度に全音域の譜面の読み方を覚えるのは難しいが、最初は狭い音域から覚え始めて、徐々に出題される音域を広げていけば覚えやすい。また、“ト音記号”や“ヘ音記号”が書かれた五線譜で表せる範囲で出題するといった指定も可能。

 そのほか、ヒントとして五線譜の左上に音名を表示することもでき、表示する音名は“ハニホヘ”といった日本式表記や“CDEF”といったアメリカ・イギリス式表記など5種類の表記から選択可能。なお、シャープやフラットの付いた音符は出題されず、解答には白鍵のみを使用する。


【著作権者】なかじましんいち 氏
【対応OS】Windows XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.9β1

□おんぷをよもう(WindowsNT/2000/XP/学習&教育)
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/edu/se381906.html

(長谷川 正太郎)




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