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NEWS (05/11/16 20:30)

マルチCPU環境で各プロセスが使用するCPUを自動的に指定するソフト

タスクトレイのポップアップメニューから割り当てを変更することも可能

「CPU Dynamic Assign Helper」v1.0.0
「CPU Dynamic Assign Helper」v1.0.0
CPU割り当ての設定画面
CPU割り当ての設定画面
タスクトレイからCPUの割り当てを変更
タスクトレイからCPUの割り当てを変更
 “デュアルコア”や“Hyper-Threading”などのマルチCPU環境において、各プロセスが使用するCPUを自動的に指定するソフト「CPU Dynamic Assign Helper」v1.0.0が、6日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 マルチCPU環境で特定のプロセスが利用するCPUを明示的に指定したい場合、通常は「タスクマネージャ」で操作を行うが、プロセスを起動するたびに設定し直す必要がある。そこで本ソフトを使用すると、タスクトレイに常駐してプロセスの起動を監視し、あらかじめ指定したCPUへの割り当てを自動的に行うことが可能となる。

 自動割り当てを行うには、本ソフトの設定画面で、起動中のプロセスやウィンドウの一覧から自動割り当てを行いたいものを選び、CPUごとに使用のON/OFFを設定する。ウィンドウを選択した場合は、そのウィンドウに対応するプロセスが自動的に選択される。

 その後、一覧の右クリックメニューから[現在のCPU割り当てを監視リストに追加]を選ぶと、以後はプロセスの起動時に自動で使用するCPUが指定されるようになる。また、起動していないプロセスも、実行ファイルを本ソフトのダイアログから選ぶことで割り当ての設定を行うことが可能。

 そのほか、タスクトレイアイコンのポップアップメニューからプロセスやウィンドウを指定し、一時的なCPUの割り当て変更を即座に行う機能も備えている。


【著作権者】TAKEUCHI Hiroaki 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.0(05/11/06)

□たっけのほーむぺーじ
http://www.takke.jp/

(中村 友次郎)




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