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NEWS (05/11/16 15:35)

“お気に入り”編集などv1.66の機能が多数移植された「Sleipnir」v2.10が公開

“リンク”バーの複数段表示や各種バーでの“Favicon”表示にも対応

「Sleipnir」v2.10
「Sleipnir」v2.10
“Favorites Editor”の画面
“Favorites Editor”の画面
Web検索エンジンの詳細設定画面
Web検索エンジンの詳細設定画面
 フェンリル(株)は16日、タブ切り替え型Webブラウザー「Sleipnir」v2.10を公開した。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。本バージョンでは、旧バージョンの最終版v1.66で利用可能だったが、v2.00には実装されなかった機能が多数追加されている。

 v2.10では、v1.66付属の“お気に入り”編集ツール「Favorites Editor」と同様の編集ウィンドウをブラウザー画面内で利用する機能“Favorites Editor”が追加された。編集ウィンドウを複数作成してWebページと同じようにタブで切り替えることが可能で、複数選択した“お気に入り”項目のドラッグ&ドロップによる並び替えやタブ間でのコピーや貼り付け、フォルダの作成や区切り線の挿入などを行える。

 また、エクスプローラバーの“お気に入り”パネル上での“お気に入り”編集機能もv1.66相当に強化され、“お気に入り”の各項目やフォルダを選択してコピー、切り取り、貼り付けが可能になった。

 Webとページ内の検索関連でv1.66と同等になった機能としては、Web検索ボタンの右クリックメニューから最近使用した検索エンジンを選ぶ機能や、ページ内検索で入力ボックスに複数のキーワードがある場合に、検索ボタンの右クリックメニューから1つのキーワードを選ぶ機能が挙げられる。また、Web検索に使用する各検索エンジンのURLや使用文字コードなどの詳細設定を行えるようになった。

 そのほか、v1.66で利用可能でv2.00には実装されなかった機能のうち、アドレスバー左端のアイコンをダブルクリックすると閲覧中のWebページをIEで開く機能、エクスプローラバーをウィンドウの右側に表示する機能、本ソフト終了時にエクスプローラバーで開いていたパネルを次回起動時に開く機能が追加された。

 さらに新たな機能として、リンクバーに登録したリンクがウィンドウの横幅に収まりきらない場合リンクバーを複数段表示する機能が追加された。また、Webサイトに“Favicon”が設定されている場合に、リンクバーやエクスプローラバーの“お気に入り”“履歴”パネルへ“Favicon”が表示されるようになった。そのほか多くの不具合が修正されている。


【著作権者】フェンリル(株)、柏木 泰幸 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.10(05/11/16)

□タブブラウザ Sleipnir 公式ページ(上級者向け)
http://www.fenrir.co.jp/sleipnir2/

(中村 友次郎)




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