NEWS （05/11/24　13:10）

「Opera」v8.51 英語版

v8.50 日本語版への上書きインストールにより日本語メニューで使用可能

　ノルウェーのOpera Software ASAは22日（現地時間）、タブ切り替え型Webブラウザー「Opera」の英語最新版となるv8.51 英語版を公開した。本バージョンでは主に、同梱の「Flash Player」の脆弱性が修正されている。

　また、同社によるとv8.51の言語設定ファイルはv8.50と完全な互換性をもっているという。これは、v8.51 英語版をv8.50 日本語版に上書きインストールすることで、メニューやダイアログなどが日本語のままv8.51にバージョンアップできることを意味しており、実際編集部でも上書きインストールによる日本語メニュー表示を確認した。

　修正された脆弱性の詳細は、「Flash Player」のもつ脆弱性により、特別な細工を施されたFlashコンテンツを読み込むと任意のコードを実行されるというもの。本脆弱性を修正するため、同梱の「Flash Player」プラグインがv7r61に差し替えられた。

　そのほか、「Adobe Reader」プラグイン使用時などの安定性に関する問題が修正されている。本ソフトはWindows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページや窓の杜からダウンロードできる。

【著作権者】Opera Software ASA
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】8.51 英語版（05/11/22）

□Opera Web Browser
http://www.opera.com/
□窓の杜 - Opera
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/browser/webbrowser/opera.html

（中村 友次郎）