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NEWS (05/11/30 12:15)

指定フォルダ以下の最新HTMLファイルからタイトルや概要を抽出しRSSを自動生成

ブログなどを使わずHTMLエディターで制作しているWebサイトのRSS配信に便利

「Fumy RSS & Atom Maker」v0.40β
「Fumy RSS & Atom Maker」v0.40β
抽出した情報の確認画面
抽出した情報の確認画面
情報抽出方法の設定画面
情報抽出方法の設定画面
 指定フォルダ以下の更新日時が新しいHTMLファイルから、記事のタイトルや最新の更新内容といった情報を抽出しRSSを自動生成するソフト「Fumy RSS & Atom Maker」v0.40βが19日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 ブログの普及により、Webサイトの最新情報をRSSで配信することも一般的になったが、HTMLエディターなどでローカルの各HTMLファイルを直接編集しアップロードする旧来の作成方法においては、RSSの作成も更新日時やタイトル、概要などを自分で確認して記述する必要がある。

 そこで「Fumy RSS & Atom Maker」を使用すると、ファイルの更新日時をもとに最近更新したHTMLファイルを検索し、各HTMLファイルのタグ情報や任意に指定した範囲から、タイトルや概要、最新の更新内容などを抽出してRSSを自動生成できる。RSSのバージョンはv1.0/2.0のほか、ATOM v0.3にも対応している。

 本ソフトの初回起動時には、自分のWebサイトのURLと、そのWebサイトに対応するローカル上のフォルダを設定しよう。また、RSSに記述するWebサイト名、Webサイトの概要説明文、著作権表記といった情報も指定できる。

 設定後は、指定フォルダ以下のHTMLファイルが検索され、本ソフトのリスト上に新しい順に登録される。このリストの上位15ファイルがRSSの出力対象となる仕組み。RSSに出力する件数は増減可能なほか、リスト上の特定ファイルやサブフォルダをRSS出力対象から外すこともできる。

 あとはRSS作成ボタンを押せば、各HTMLファイルから情報を抽出し、自動的にRSSを作成可能。RSSの各項目のタイトルはHTMLファイルの<TITLE>タグから抽出されるが、<H1><H2>といった見出しタグから抽出したり、任意の文字列に囲まれた範囲を抽出することもできる。概要や更新内容の抽出時も、HTMLの<META>タグや、指定範囲など抽出方法を細かく指定可能。

 作成したRSSはファイルとして保存し、テキストエディターで開いたり、保存したフォルダを開くことができる。また、FTPでサーバーにアップロードする機能も備えている。


【著作権者】にしし(西村文宏) 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.40β(05/11/19)

□にしし ふぁくとりー
http://www.nishishi.com/

(中村 友次郎)




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