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“HSPプログラムコンテスト2005”の審査結果が発表され73作品が受賞450以上の作品のなかから「d3module」と「Net-Ball」が最優秀賞に輝く
“HSPプログラムコンテスト2005”は、「HSP」で作成されたプログラムのコンテスト。コンテストは2部門からなり、使用する「HSP」のバージョンや作成したプログラムのファイルサイズに制限がなく、拡張プラグインの使用も可能な“一般作品部門”と、「HSP」v3.0のみ使用可能で、ファイルサイズが4,096バイト以下、拡張プラグインや外部データファイルの使用不可といった制限がある“ショートプログラム部門”に分けて8月4日より応募の受け付けが始まり、10月31日に応募が締め切られた。 実行委員会が450以上の応募作品を審査した結果、一般作品部門の最優秀賞には、3D描画ライブラリとデモプログラムのセット「d3module」が選ばれた。ライブラリの技術的な完成度や利用者に向けたマニュアルの充実度に加え、同梱のデモプログラムの美しさなどが総合的に評価された。 一方、ショートプログラム部門では、トランポリンのようなネットの上でガラス玉を転がし、飛び跳ねるさまを見て楽しむソフト「Net-Ball」が最優秀賞を獲得した。画面の美しさと、ユーザーの操作に対する反応の意外性が評価された。 そのほか「HSP」作者である、おにたま氏などが選出する審査員特別賞には、恋愛シミュレーション風アドベンチャーゲーム「コクミソ2 -あっさり塩醤油-」、全方向スクロールのタンクシューティングゲーム「BRELG/II」、前回の最優秀賞受賞作であるMIDI作曲ソフトのバージョンアップ版「ミディエモン3」の3作品が選ばれた。 また、「HSP」ユーザーが若年層にも広がっていることを受けて今回より新設された最優秀小学生賞は、11才の作者が3カ月半かけて制作したというダンジョンRPG「Dinosaur Adventure」が受賞した。 そのほか、本コンテストに協力する「HSP」の有名ユーザーが独自に選出するスゴイヒト特別賞と、協賛各社・団体の名を冠した賞が、計68作品に贈られた。なお詳細な結果は、“HSPプログラムコンテスト2005”公式ホームページを参照してほしい。
□HSPプログラムコンテスト2005 オフィシャルホームページ (中村 友次郎)
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