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NEWS (05/12/01 10:40)

“鳥人間コンテスト”風コースで滑空するフライトシミュレーター「鳥シミュ」

簡単な操作で湖面上の滑空飛行を楽しみ、飛距離を競おう

「鳥シミュ」v0.9
「鳥シミュ」v0.9
リプレイはさまざまな視点で表示される
リプレイはさまざまな視点で表示される
リプレイはさまざまな視点で表示される
 “鳥人間コンテスト選手権大会”(以下、“鳥人間コンテスト”)風のコースで滑空機を飛ばす3Dフライトシミュレーター「鳥シミュ」v0.9が、11月18日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 8.1a以降とVB 6.0ランタイムが必要。

 “鳥人間コンテスト”は毎年夏に琵琶湖で行われる、滑空機や人力プロペラ機を自作して飛距離を競う大会。本ソフトは“鳥人間コンテスト”の滑空機部門と同様に、高さ10mの発射台から湖に向けて滑空機を飛ばす3Dフライトシミュレーター。滑空機の機体設計データを細かく設定可能なため機体設計の支援ツールとしても使えるが、“鳥人間コンテスト”出場機体をもとにしたデータがあらかじめ用意されているので、設計の知識がなくても飛距離を競うゲームとして楽しめる。

 本ソフトを起動すると、発進台が滑空機のコックピット視点で表示される。滑空機はスペースキーで発進し、発進後は尾翼の上げ下げのみを行う。操作はカーソルキーや、マウスを左ボタンを押しながら上下させればよい。上下のバランスを取って機体を湖面と水平に保ちながら、うまく揚力に乗って長距離飛行を目指そう。フライト中の視点は機体後方からの視点、湖畔から機体を眺める遠距離視点に変更可能で、さらに視点移動やズームを任意に行えるモードも備えている。

 機体が湖面に落ちるとフライト終了となり、飛距離が表示されたあと、斜め後や下からなどさまざまな視点によるリプレイ表示を楽しめる。また、飛距離があらかじめ本ソフト上に登録されているランキングの最下位を超えると、プレイヤー名を入力して飛距離を登録し、ランキングの更新が可能。

 一方、機体設計を支援する機能としては、主翼と尾翼の設計データや風力、初速といった飛行条件を数値で設定するダイアログをもち、設定データはファイルへの保存と読み込みができる。また、0.2秒ごとに到達距離や速度、加速度などのデータを記録しCSV形式で保存する機能も備えている。

10mの高さの台から発進する   湖畔から機体を眺めるような視点も用意されている
10mの高さの台から発進する   湖畔から機体を眺めるような視点も用意されている

【著作権者】Mieyasu 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.9(05/11/18)

□みえページ
http://mieyasu.hp.infoseek.co.jp/

(中村 友次郎)




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