Office/PDF/HTML文書やテキストを全文検索できるフリーソフト「探三郎」

インデックスで高速に全文検索、指定時刻や起動後の経過時間でインデックス更新

「探三郎」v1.10

深夜などの空き時間にインデックス情報を自動更新できる

　あらかじめ作成したインデックス情報をもとにOffice/PDF/HTML文書やテキストなどを高速に全文検索できるソフト「探三郎」v1.10が、5日に公開された。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「探三郎」は、あらかじめ検索対象のデータをインデックス化しておくことで、目的のキーワードが含まれるファイルを高速に全文検索できるソフト。インデックス情報は、深夜などの空き時間に自動更新できる。DOC/XLS/PPTといったOffice文書のほか、PDF/TXT/HTML/CSVファイル、CADソフト「AutoCAD」のDWG/DXFファイルを検索可能。設定画面のチェックボックスで検索対象にする拡張子を指定でき、別途拡張子を手動入力すれば、検索対象にする拡張子の追加もできる。

　タスクトレイアイコンをクリックするとメイン画面が開き、画面上部の検索欄へキーワードを入力すると、ヒット件数順に該当ファイルが一覧表示される。検索結果画面に表示される項目は、ファイル名やキーワード前後の文章、ファイルの更新日、ファイルパスの4種類。ファイル名をクリックすればそのファイルがOSに関連付けされたソフトで開き、ファイル名隣の［保存］ボタンを押せばそのファイルをコピーして任意の場所へ保存可能。そのほか、更新日時、フォルダパス、ファイルサイズを基準にソートすることもできる。

　設定画面より、検索対象にするフォルダおよび検索対象から外すフォルダを指定可能。また、インデックス情報を更新するタイミングは、手動、指定時刻、本ソフト起動から指定分数経過後の3種類。一部デスクトップ検索ソフトのように、PC不使用時に自動でインデックス作成を開始することはないため、文書があまり増えない人はたまに手動で更新するのみにとどめておくこともできる。そのほか、OS起動時に本ソフトを自動起動させることも可能だ。

【著作権者】山田幸太郎　氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.10（05/12/05）