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【第251回】
トランプを使った落ちものパズル「Speed Shooter」スピード+ポーカー風のルールで連鎖や“役”作りが楽しい3Dパズルゲーム
(05/12/09)
インターネット上で公開されているゲームは、大手メーカーが制作・販売している大作から、個人が趣味で制作して無料で公開しているものまで、ジャンルや価格を問わず、さまざまなものが存在している。しかし、公開されているゲームの数が多すぎて、どんな作品が存在し、どの作品が本当に面白いのかを判断できずに困っている方も多いだろう。そこで『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、トランプを使った落ち物パズルゲーム「Speed Shooter」を紹介しよう。
操作はカーソルキーを押すことで画面上のカーソルを移動するほか、[Z][X][C][V]の各キーが4枚の手札に対応しており、押すと対応する手札をカーソルの位置に出す。また、[Shift]キーでトランプカードが迫ってくるスピードをアップさせることができる。 カードを消す条件は、迫ってくるカードの集合である“場”に並んでいるカードの数字と前後する数字のカードを、トランプ遊びの“スピード”のように、手札から出して重ねること。たとえば、場にある5のカードを消したい場合は、カーソルを合わせて手札から4か6のカードを出すと、場のカードと出したカードが一緒に消える。また、消えたカードの前後左右にあるカードが、消えたカードと続きの数字であれば“連鎖”消しとなり、連鎖は数字が続く限り複数連続して発生する。まずはこの連鎖の仕組みを理解することが大切だ。
連鎖や役をうまく作るには、場のカードと手札を交換することで、自分が有利になるようにカードを場に配置していくテクニックが必要だ。代表的な例としては、たとえば6のカードの前後左右に7のカードを配置して、手札から5のカードを出して6を消すと、7のカードが連鎖で消えてフォーカードの役が完成する、といったものがある。さらに7のカードの隣に8、9、10……と数をつなげてカードを配置すれば、大量の連鎖も可能だ。
連鎖と役を作れるようになってくると、やめられなくなるほどの奥深さ、楽しさを感じられるようになるだろう。実際、筆者もプレイを開始してから気がつけば5時間が経過していた。役の作り方を把握するまでは少し難しさを感じるが、コツが掴めると一気にのめり込めるのは、面白いパズルゲームの証拠である。また、自分が完成させた役と連鎖数が画面左側に続々と表示されていくのも、プレイヤーの向上心をかきたてる。最初は落ちものパズルゲームと考えず、トランプ遊びだと思ってプレイしてみるのもいいだろう。ちょっとした頭の体操としてもおすすめしたい。
【著作権者】召田 敬 (keim) 氏
□+Si+ (藤井 宏幸)
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