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ベクター、シェアレジ作者への購入者の個人情報提供を2006年3月1日から停止ユーザーは登録キー紛失時の問い合わせができなくなるため管理を徹底しよう
今回の変更により、ユーザーがシェアレジで購入したシェアウェアのライセンスキーなどを紛失した場合、作者に問い合わせても、作者側に購入者を特定できる情報がないためキーの再発行を受けることはできなくなる。購入から5年間はベクターのシェアレジが提供する“キー再送付サービス”でキーを再入手できるが、それ以降は再購入するしかない。そのため、今まで以上に慎重にライセンスキーを管理する必要があるだろう。 一方作者側は、購入者情報を利用したバージョンアップのお知らせメールの送付などが行えなくなるほか、個人情報をもとにライセンスキーを生成・発行していたような場合は、2月28日までに別の方法に切り替える必要がある。3月以降もユーザー個別のキーを発行したい場合は、シェアレジでのライセンスキー購入時にユーザーが任意のメッセージを記入できる“利用者連絡欄”にキー生成用の情報を入力してもらうといった対応が必要となる。 ユーザーと作者の交流により発展するオンラインソフトにおいて、ネット上から気軽にシェアウェア送金や寄付ができる“シェアレジ”の果たしている役目は大きい。送金するほどソフトを熱心に利用するユーザーと、その作者が交流する機会の1つが失われるのは残念だが、昨今の個人情報保護の流れに沿った今回の変更には、いたしかたない面もあるだろう。これまで購入者情報をもとにユーザーとの交流を行っていた作者のみなさんには、たとえばホームページ上でのメールマガジンの発行など、今後も交流を継続していただければ幸いである。
□ソフトウェア購入者の個人情報送信停止並びに「レジ・サービス利用規約」改定のお知らせ (中村 友次郎)
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