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“フィッシング詐欺”対策機能を搭載した「Thunderbird 日本語版」v1.5が公開添付ファイルの削除や作成中メールの自動保存など多くの機能が追加された
本バージョンでは新たに、“フィッシング詐欺”対策機能が搭載された。メール中に、IPアドレスを使用したURLや、アンカー文字列にリンク先URLと異なるURLを使用したリンクなどが含まれると、プレビューペインの上部に警告アイコンと“フィッシングと判断された”という内容のメッセージが表示される。 ローカルに保存したメール管理関連では、添付ファイルの削除機能が追加された。削除方法には単純な削除に加えて、添付ファイルをディスク上に保管したうえでメールからは削除し、ディスク上のファイルへのリンクを設定する“分離”も選ぶことができる。 また、ローカル上の古いメールを自動削除する機能が追加された。メールフォルダごとに自動削除のON/OFFや、削除対象となる経過日数や残したい件数といった削除条件を設定できる。そのほかメールの振り分けなどを行うフィルター機能では、自動転送や、テンプレートを使用した自動返信が行えるようになった。 メール作成機能では、作成中のメールを指定分数ごとに自動保存できるようになったほか、英文の自動スペルチェック機能が搭載された。また、送信先メールアドレスの自動補完機能において、アドレスごとの送信頻度をもとに自動補完の優先順位が並び替えられるようになった。 また、RSSリーダー機能では、ポッドキャストに対応したほか、OPML形式でのインポートとエクスポート機能が追加された。そのほか「Firefox」v1.5と同様の差分アップデート機能が搭載され、自動アップデート時のダウンロードサイズが0.5MB程度へと削減されている。
【著作権者】Mozilla Corporation
□Mozilla Japan - 次世代ブラウザ Firefox とメールクライアント Thunderbird の公式サイト (中村 友次郎)
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