すべてのタブをサムネイルで一覧表示する機能が追加された「Lunascape3.5」

ポッドキャストにも対応したほか、メモリ使用量やCPU負荷が減少されたとのこと

「Lunascape3.5」

　Lunascape（株）は17日、RSSリーダーなど多くの機能をもつタブ切り替え型Webブラウザー“Lunascape”の最新版v3.5.0を公開した。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003に対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。

　前バージョンのv3.1.0からの主な変更点は、開いているすべてのタブの表示内容をサムネイル化し、1画面内に並べて表示する“一覧モード”機能が追加されたこと。一覧上ではサムネイルをクリックすることでタブを切り替えることができる。また、RSSリーダー機能では、各RSSごとの未読件数を表示できるようになったほか、ポッドキャストの受信機能や、OPML形式でのインポート機能が追加された。

　Web閲覧機能においては、ステータスバー上のアイコンをクリックして、Cookieの管理画面やWebページのプロパティを表示する機能が追加された。また、Webページの先頭・末尾への移動や、1ページごとのスクロールをマウス操作に割り当て可能になった。

　また、“リンク”バー上のお気に入りを右クリックするとお気に入り用のメニューが表示されるようになったほか、設定ダイアログのカテゴリー分類が整理されるなど、使い勝手の向上が図られている。

　そのほか、起動している間にメモリ消費量が増え続けるという不具合が修正されたうえ、CPU負荷が大幅に軽減されているという。また、本ソフトの新バージョン公開時に、最新バージョンへ自動的にバージョンアップする機能が搭載された。

　なお同社によると、12日に公開されたrc1版からは細かい不具合の修正が行われたとのこと。

【著作権者】Lunascape（株）
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.5.0（06/01/17）

□タブブラウザ RSSリーダー付インターネットブラウザ Lunascape
http://www.lunascape.jp/