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Futuremark、“HDR”対応「3DMark06」を公開、窓の杜からもダウンロード可能リアルタイム物理演算エンジンを使用したマルチCPU対応のCPUテストも追加された
本ソフトはWindows XPに対応するシェアウェアで、価格はAdvanced版が19.95米ドル、Professional版が490米ドル。また、ライセンスキーを購入しなくてもBasic版として利用でき、この場合は4種類の3Dグラフィックテストと2種類のCPUテストを実行できるほか、ストーリー仕立ての3Dデモの一部分を鑑賞可能。 Advanced版ではすべてのベンチマークテストを実行できるほか、テスト項目の設定を変更したり、3Dデモの全編を鑑賞できる。さらにProfessional版はAdvanced版の全機能に加えて、ベンチマークテストを自動化するための機能や3Dデモをループ再生する機能を利用できるほか、営利目的で本ソフトを使用できる。 なお、動作にはDirectX 9.0c(2005年12月版)以降のほか、2.5GHz以上で動作するCPU、1.5GB以上のハードディスク空き容量、1GB以上のメモリ、DirectX 9.0cおよびPixel Shader 2.0以降に対応し256MB以上のビデオメモリを搭載したビデオカードが必要。さらに一部テストの実行にはPixel Shader 3.0と16ビット浮動小数点テクスチャー、16ビット浮動小数点ブレンディングに対応したビデオカードが必要となる。現在、同社のホームページや窓の杜からダウンロード可能。
【15:10 追記】 Shader Model 2.0のテストは2種類で、宇宙ステーションの発着デッキで繰り広げられる兵士の戦闘シーンと、緑とピンクのホタルが月夜の森で飛び回るシーンが3D描画される。CPUテストは2種類だが、いずれも赤茶けた迷路状の渓谷での戦闘シーンで、見た目はほぼ同様だ。ただし、ホバータンクやバイクの経路探索AIが異なるなどの違いがある。Shader Model 3.0のテストは2種類で、飛行船が渓谷を低空飛行して巨大な竜と遭遇するシーンと、雪原に建つ南極の観測所で太陽が徐々に落ちていくシーンだ。 SF映画のオープニングを見るような迫力のあるストーリー仕立ての3Dデモも用意されている。内容は、最初に表示される宇宙ステーションでの戦闘シーンを補完するもので、宇宙船がワープで出現して宇宙ステーションへ侵攻し、銃撃戦ののちに制圧するまでの様子を眺めて楽しめる。 そのほかライセンス登録すれば、赤茶けた渓谷を舞台に、制限時間内に敵タンクを何台撃破できるかを競う簡単な3Dゲームもプレイ可能となる。
【著作権者】Futuremark Corporation
□Futuremark (中村 友次郎/石川 敬峰)
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