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人工衛星が観測した宇宙の“お天気”をリアルタイムに確認「SpaceWeather」太陽風の速度や密度、さらに現在の太陽の画像をタスクトレイから素早く閲覧
「SpaceWeather」は、1995年にNASA(米国航空宇宙局)とESA(欧州宇宙機関)が共同で打ち上げた、太陽観測衛星SOHO(Solar & Heliospheric Observatory)の観測データをインターネット経由で定期的に取得し、タスクトレイから素早く確認できる常駐ソフト。太陽型アイコンをダブルクリックすると小さなウィンドウが開き、太陽が放射するプラズマ“太陽風”の速度や密度が、SOHOの撮した太陽画像ととも表示される。 太陽の画像は3種類あり、黒点の場所や大きさが分かる赤い画像、極紫外線望遠鏡による青い画像、太陽周囲の高温なガス“コロナ”を赤く可視化した画像が、数秒ごとに切り替え表示される。これらの画像は日時や太陽風の情報とともにローカルへ自動保存され、あとから再閲覧可能。そのほか設定画面より、データの更新間隔を1~12時間の間で変更したり、データ保存に利用するフォルダ位置や最大容量を指定することができる。 地表に住む私たちにとって太陽風の強弱を意識する機会は少ないが、嵐のような強い太陽風が地球へ到達すると、極地方でオーロラが発生したり、あるいはGPS測位が乱れるなどさまざまな影響が発生するため、地表と宇宙は無関係ではない。本ソフトは、宇宙の不思議な現象に心を馳せるきっかけとなるだろう。
【著作権者】FEEL-GOOD, Inc.
□SpaceWeather(Windows95/98/Me/学習&教育) (石川 敬峰)
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