「Firefox」サイドバー内でタブをリアルタイムプレビューしページ操作も可能に

別タブをサムネイル表示し、ウィンドウを切り替えずに再読み込みなどができる

「Tab Sidebar」v1.0.1

プレビューのサイズはサイドバーの幅に合わせて変化する

　「Firefox」のサイドバー内で、各タブの実際の表示内容をリアルタイムにプレビュー表示するプラグイン「Tab Sidebar」v1.0.1が、8日に公開された。「Firefox」v1.5に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の「Firefox 日本語版」v1.5で動作確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

　「Firefox」に本プラグインをインストールすると、サイドバーに“Tab Sideber”が追加され、このサイドバー内にすべてのタブの表示内容がサムネイルでプレビューされる。プレビューは自動リロードなども反映したうえでリアルタイムに更新されるほか、クリックして表示ウィンドウ切り替えが可能。さらに、プレビューの下部に表示されるボタンを利用して、ページの“再読み込み”“読み込み中止”“戻る”“進む”という操作を行える。

　そのため、ウィンドウ切り替え時に切り替え先が選びやすくなるのはもちろん、たとえば更新を監視したいページをプレビュー上で再読み込みしたり、読み込みに時間がかかるページの表示状況を横目で確認しながらほかのページの閲覧を続けるといったふうに、サイドバーを“2画面テレビ”の子画面のように利用できて便利。

　プレビューは、実際の閲覧画面の縦横比をそのままに、横幅をサイドバーの幅に合わせて縮小したピクセルサイズで表示される。そのため、サイドバーの幅を狭くすれば一度に多くのプレビューを表示可能。また、現在アクティブなプレビューとマウスオーバーしたプレビュー以外は、明度を落として表示される。

【著作権者】Mossop　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.1（06/01/08）