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Mozilla、「Firefox」の技術を使用してソフトを作成できるランタイムを公開UI言語“XUL”やAPIコンポーネント“XPCOM”で作成したソフトを単体実行できる
「XULRunner」には、メニューやダイアログなどのユーザーインターフェイスを作成できるXMLベースの開発言語“XUL”や、ネットワーク操作などのAPIを備えるコンポーネント“XPCOM”、HTML描画エンジン“Gecko”などが含まれている。そのため「Firefox」の機能拡張プラグイン作成と同様のプログラミングで単体動作するソフトを作成できる。 作成したソフトは、「Firefox」や「Thunderbird」がインストールされていなくても、「XULRunner」をランタイムとして使用することで実行できる。さらに「XULRunner」にはMac OS X版やLinux版が用意されているため、これらのOS上でも同じプログラムを動作させることが可能。 「XULRunner」はすでに、HTML編集ソフト「Nvu」など、複数のMozilla関連プロジェクトで採用されている。さらに同社によると、「XULRunner」を使えばマルチプラットフォームで動作するメディアプレイヤーやIP電話ソフトなどを作成できるという。 今回公開されたプレビュー版は「Firefox」v1.5.0.1と共通のコードを使用しているため、最新の「Firefox」と同等の機能を利用できる。現在、Mozilla関連の開発者向けWebサイト“Mozilla Developer Center”からダウンロード可能。
□Mozilla、クロスプラットフォームなインターネットクライアント開発のためのア プリケーションフレームワークのプレビュー版を公開(Mozilla Japanによるプレ スリリースの翻訳記事) (中村 友次郎)
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