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NEWS (06/02/07 12:20)

「Firefox」の強制終了時に開いていたタブを再起動後に復元「Crash Recovery」

複数ウィンドウ上のタブをページ移動履歴も含めて自動的に復元できる

「Crash Recovery」v0.5.3
「Crash Recovery」v0.5.3
 「Firefox」の強制終了時に開いていたすべてのウィンドウやタブの表示状態を、再起動後に復元するプラグイン「Crash Recovery」v0.5.3が、1月27日に公開された。「Firefox」v1.5以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の「Firefox 日本語版」v1.5.0.1で動作確認した。現在、「Firefox」など“Mozilla”製品向けの関連ソフト配布サイト“Mozilla Update”からダウンロードできる。

 エラーによる強制終了や停電による急なパソコンの電源断などで「Firefox」が正常に終了できなかった場合、開いていたウィンドウやタブのURLや履歴は失われてしまう。そこで本プラグインを「Firefox」にあらかじめインストールしておくと、開いているウィンドウやタブの情報が常に自動記録され、強制終了しても、次回起動時に強制終了前の状態に自動復元できるようになる。

 本プラグインがインストールされている状態で、強制終了後の「Firefox」を再起動すると、タブやウィンドウを復元するかどうかを問い合わせるダイアログが表示される。[OK]ボタンを押すと強制終了時に開いていたウィンドウやタブを、1つのウィンドウ内にまとめて開くことが可能。ページの表示履歴も含めて復元されるため、“戻る”“進む”機能で前後のページへ移動することもできる。

 そのほか、「Firefox」のスタートページを“about:crashrecovery?”と設定することで、正常終了した場合も次回起動時に終了時のタブを復元することが可能。


【著作権者】zeniko 氏
【対応OS】(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.5.3(06/01/27)

□Mozilla Update :: Extensions -- More Info:Crash Recovery - All Releases
https://addons.mozilla.org/extensions/moreinfo.php?id=1955&vid=11344

(中村 友次郎)




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