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NEWS (06/02/13 11:25)

デスクトップ上に小型の行先掲示板を表示するグループウェア「行先デカ3」

電子メールへ転送可能な伝言機能や、行き先と予定をWeb公開する機能なども備える

「行先デカ3」v3.040
「行先デカ3」v3.040
 
行き先のアイコンを設定したりメモを入力できる
行き先のアイコンを設定したりメモを入力できる
 
受信した伝言の表示画面
受信した伝言の表示画面
 デスクトップ上に小型の行先掲示板を表示できるほか、伝言機能やスケジュール管理機能を備えるサーバー・クライアント型のグループウェア「行先デカ3」v3.040が1月31日に公開された。サーバー版はWindows NT 4.0/2000/XPに、クライアント版はWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応しており、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 なお、本ソフトはクライアントが10ユーザー以内の場合は無料で利用可能。また、11ユーザー以上で利用する場合はシェアウェア。料金はユーザー数に応じて変わり、11~20ユーザー時の価格は31,290円(税込み)など。

 本ソフトを利用するには、まずはサーバー側でユーザーの登録や、ユーザーを分類する“グループ”の設定を行う。その後各ユーザーがクライアントを起動し、サーバー名や自分のユーザー名を指定してログインすると、デスクトップ上に、横幅がデスクトップアイコン2個分程度でウィンドウ枠がない、コンパクトな行先掲示板ウィンドウが表示される。掲示板にはユーザーの一覧が表示されるほか、特定のグループに属するユーザーのみを表示させることも可能。

 一覧上のユーザー名の前には行き先を表わす小さなアイコンが表示されており、このアイコンを変更すると全ユーザーの行先掲示板に反映される仕組み。アイコンの絵柄は外出を表わす“車”や休憩を表わす“煙草”、出張を表わす“旅行鞄”などの9種類が用意されている。クライアントの起動時や終了時に、アイコンを任意のものに変更することも可能。

 アイコンはマウスオーバーすると絵柄の意味がポップアップヒントで表示されるほか、行き先変更時に入力したメモも合わせて表示可能。さらに、ほかのユーザーの行き先を変更することも可能で、この場合は“代理変更”という文字列と変更したユーザー名がメモに自動入力される。

 また、指定したユーザーや、グループの全メンバーにメッセージを送信する伝言機能も備えている。伝言は受信側ユーザーのデスクトップ上にポップアップ表示されるほか、電子メールへの自動転送を行うことも可能。伝言は受信者以外のユーザーが代理で見ることもできるが、受信者のみが閲覧可能な“秘密の伝言”を作成することもできる。

 そのほか、各ユーザーの予定をカレンダーで管理する機能や、行き先と予定の一覧を定期的にHTML化して任意のWebサーバーにアップロードする機能、行き先や伝言の定型文を登録してメニューから呼び出す機能などを備えている。


・「行先デカ3 サーバー版」
【著作権者】ヒロコン(株)
【対応OS】Windows NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 31,290円(税込み・クライアント版含む)など(10ユーザー以内で利用時は無料)
【バージョン】3.030(06/01/31)

・「行先デカ3 クライアント版」
【著作権者】ヒロコン(株)
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 31,290円(税込み・サーバー版含む)など(10ユーザー以内で利用時は無料)
【バージョン】3.040(06/01/31)

□ヒロコン株式会社
http://www.hiro-con.co.jp/

(中村 友次郎)




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