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NEWS (06/02/13 19:50)

動画・音声ファイルのコーデック名などを調査してファイル名へ付加「MMname2」

コーデック名や再生時間、画面サイズ、フレームレートなどの情報を付加できる

「MMname2」v2.5.0
「MMname2」v2.5.0
 動画・音声ファイルで用いられているコーデック名や画面サイズなどのファイル情報を調べ、取得した情報をファイル名末尾へ付加できるソフト「MMname2」v2.5.0が、3日に公開された。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはVB 6.0ランタイムのほか、DirectX 8以降が必要。

 「MMname2」は、動画・音声ファイルで用いられているコーデック名や画面サイズ、再生時間といったファイル情報を一括調査し、取得した情報をファイル名末尾へ付加できるソフト。判別可能なコーデックの数は、動画・音声合わせて600種類以上に渡る。

 調べたい動画・音声ファイルを、エクスプローラから本ソフトウィンドウへまとめてドラッグ&ドロップすれば、動画・音声のコーデック名、再生時間、画面サイズ、フレームレート、音声のチャンネル数といった情報が、ウィンドウ上部に一覧表示される。破損していると思われるファイルは名前が赤色で表示されるため、削除すべきファイルの洗い出しもできて便利。

 一覧でいずれかのファイルを選ぶと、そのファイルのフルパスや映像の色ビット数、字幕トラックの数、“MediaWiz”などのネットワークメディアプレイヤーでの再生の可否といった詳細情報が、ウィンドウ下部に表示される。さらに、DivXやWMV、RealVideo、XviD、Ogg Vorbisといったコーデックでは、コーデックを入手できるサイトのURLも表示可能。また、黒羽製作所(有)氏作の「真空波動研」がインストールされていれば、「真空波動研」が調査した情報も追加表示できる。

 そしてウィンドウ左上の[リネーム実行]ボタンを押せば、取得した情報のうちあらかじめ指定したものをリストにある全ファイルの名前末尾へ付加可能。情報の書式はユーザーが任意に設定でき、たとえばAVI動画では再生時間と画面サイズ、動画・音声のコーデック名を追加し、MPEG-1動画の場合は再生時間と画面サイズのみ付加するといった具合に、ファイルの種別に応じて変えられる。そのほか、誤ったファイルの拡張子をリネーム時に自動修正することも可能だ。


【著作権者】harry 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.5.0(06/02/03)

□ツール置き場
http://page.freett.com/HarryTools/
□黒羽製作所(「真空波動研」作者のホームページ)
http://kurohane.net/

(石川 敬峰)




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