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米MSがスパイウェア対策ソフトの英語版β2を公開、近日中に日本語版もリリース「Windows AntiSpyware」から「Windows Defender」へソフト名が変更
「Windows Defender」は、システムやIEをはじめとするソフトの動作・変化をリアルタイムに監視し、スパイウェアのインストールを阻止できるスパイウェア対策ソフト。そのうえ、ローカルドライブをスキャンし、すでにパソコンへ侵入してしまったスパイウェアも発見・駆除したり、毎週や毎月といったスケジュールでスキャンを自動実行することも可能。 「Windows AntiSpyware」Beta 1からの主な変更点は、新しいスキャンエンジンを搭載したこと。また、画面左上の[←][→]ボタンでWebブラウザーのように前後の画面へ移動できるようになるなど、ユーザーインターフェイスが全面的に改良されている。さらに、タスクトレイに本ソフトのアイコンが表示されないようになった。 さらに、脅威となる疑いがあるソフトを発見した際に、対スパイウェアコミュニティ“Microsoft SpyNet”へ参加しているユーザーが、そのソフトを要・不要どちらに判断したか表示する機能も追加。また、Windowsの管理者権限がないユーザーでも利用できるように仕様変更された。なお、本ソフトのインストール・アンインストールや設定変更などを行うには管理者権限が必要。 定時スキャンの前に定義ファイルを自動アップデートできるように改良されたほか、圧縮ファイル内を検索するか、あるいはスパイウェアの判定にヒューリスティック技術を使用するかなどの詳細な設定も行える。なお本ソフトは開発版のため、同社によるサポートは受けられないので注意しよう。
【著作権者】Microsoft Corporation
□Windows Defender home (石川 敬峰)
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