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“Lunascape3”の動作速度を向上し容量を大幅削減した“Lite版”のBetaが公開通常版の「Lunascape3.5」は強制終了する不具合を修正したv3.5.4が公開
“Lunascape”の軽量版としては昨年5月19日に「Lunascape2 Lite」が初公開され、「Lunascape3」公開後も軽量版は引き続きv2のままだったが、今回、軽量版もv3へとメジャーバージョンアップした。v2からの主な変更点は、ツールバーなどのデザインが通常版の最新版である「Lunascape3.5」相当に変更されたほか、IE用に作成されたエクスプローラバー拡張ソフトをサイドバー内で利用する機能や、自動バージョンアップ機能が搭載されたこと。 また、通常版との主な違いは、描画エンジンを“Gecko”に切り替える機能や、ティッカー型RSSリーダー機能などを削減して動作速度の向上を図っていること。通常版の推奨動作環境がCPU 800MHz以上、メモリ256MB以上であるのに対して、Lite版はCPU 300MHz、メモリ64MB程度のパソコンでも軽快に動作するという。さらに、Lite版のインストール直後のフォルダサイズは約8MBで、通常版が約42MBであるのに対して大幅に容量が削減されている。 また、「Lunascape3 Pocket」はLite版をベースに、USBメモリなどで持ち運びやすいように、設定をインストールフォルダ以下に保存する仕様に変更されている。ただし、本ソフトは描画エンジンにIEコンポーネントを利用するため、本ソフトを利用して閲覧したWebページのキャッシュや履歴、Cookieは、本ソフトを起動したPCのローカルHDD上に保存することになる。これらの情報を残したくない場合は、本ソフト設定画面の[セキュリティ]-[個人情報]から、本ソフト終了時にこれらの情報が自動削除されるように設定するといった注意が必要だ。 一方、通常版の「Lunascape3.5」は、同日v3.5.4が公開された。本バージョンでの主な変更点は、“お気に入り”の読み込み時や、特定環境でスキンを適用時に本ソフトが強制終了する不具合や、特定のページをスタートページに設定していると起動後に操作に応答しなくなる不具合などが修正されたこと。 そのほか通常版では、ツールバーにブラウザーの文字表示サイズを変更するボタンが追加されたほか、RSSリーダー機能においては、取得した記事見出しを日付順に並び替えるようになった。
・「Lunascape3 Lite」「Lunascape3 Pocket」ともに
・「Lunascape3.5」
□タブブラウザ RSSリーダー付インターネットブラウザ Lunascape (中村 友次郎)
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