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NEWS (06/02/16 16:00)

PDF文書結合やパスワード設定も可能なフリーのPDF作成ソフト「PDF reDirect」

設定画面より、PDF文書をページ単位で分割できるシェアウェア版へ切り替え可能

「PDF reDirect」v2.1.6
「PDF reDirect」v2.1.6
 PDF文書同士の結合やパスワードの設定も可能なPDF文書作成ソフト「PDF reDirect」v2.1.6が、2日に公開された。Windows 95/98/Me/2000/XP/Server 2003に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「PDF reDirect」は、PDF文書同士の結合やパスワードの設定、フォントの埋め込みなどが行えるPDF文書作成ソフト。仮想プリンターとして動作する仕組みで、本ソフトをインストールすると、印刷ダイアログのプリンター一覧に“PDF reDirect v2”が追加される。

 文書や画像の印刷時にこの仮想プリンターを選択すると、本ソフトのウィンドウが開くので、あとはフォルダツリーで保存先を指定し、ファイル名入力後に[Save]ボタンを押せば、使用フォントが埋め込まれたPDF文書を保存できる。このとき、画質は4段階から選ぶことが可能。さらに、あらかじめ“Password”欄へ文字列を入力しておけば、「Adobe Acrobat Reader」v4以降や「Adobe Reader」で閲覧可能な40ビット長の暗号化を施したPDF文書を作成できる。

 PDF文書を結合したいときは、まず本ソフトのフォルダツリーでいずれかのフォルダを指定しよう。すると、フォルダ内のPDF文書が一覧表示されるので、その一覧からPDF文書をドラッグ&ドロップで“Merge List”欄へ追加していく。文書の並び順を[▲][▼]ボタンで変えたら、あとは名前をつけて[Save]ボタンを押せば結合したPDF文書を保存可能だ。

 なお、本ソフトで作成したPDF文書を「Acrobat Reader」で文字列選択すると、文字全体ではなく文字の下側のみハイライト表示されることがあるが、クリップボードへのコピーは通常どおり行える。

 そのほか設定画面より、本ソフトをシェアウェア版の「PDF reDirect Professional」へ切り替えることも可能。シェアウェア版では、PDF文書のページ単位での分割や任意FTPサーバーへのアップロードが行えるほか、暗号化強度を「Acrobat Reader」v5以降や「Adobe Reader」が対応する128ビット長に変更することもできる。「PDF reDirect Professional」は90日間試用でき、価格は19.99米ドル。


【著作権者】EXP Systems LLC
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000/XP/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.1.6(06/02/02)

□PDF reDirect - The free PDF Creator alternative to pdf995, cutepdf and freepdf
http://www.exp-systems.com/

(石川 敬峰)




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