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本文を折りたためるアウトライン機能を搭載した「秀丸エディタ」v6のβ1が公開特定のタイミングでマクロを自動起動可能になったほか、タブや色分け機能も強化
本ソフト現行バージョンのv5では、見出しやプログラミング言語の関数定義といった強調行を、本文ペイン内に追加した見出しペイン上に表示することができた。v6ではこれに加えて、各見出しの上下関係を“レベル”としてユーザーが定義し、見出しペイン内でレベルの高低を親子関係としたツリー表示を行える、本格的なアウトライン機能を搭載した。 さらにv6のアウトライン機能では、見出しペイン上で選択した見出しのレベル変更を行ったり、見出しの上下入れ替えと連動して本文の記述順を入れ替えることが可能。また本文ペインでは、任意の見出しに続く本文を非表示にし、本文ペイン内に見出しだけを表示する“折りたたみ”機能や、見出しペイン上で選択した見出しと対応する本文だけを編集可能にして、それ以外を編集不可能なグレー表示とする“部分編集”などの機能を利用できる。 また、本文ペインの上端に、カーソルが位置している本文の属する見出しの名前を表示する“アウトライン位置表示バー”を追加表示可能。バー上では見出し単位での本文移動や部分編集のON/OFFも行える。そのほか、見出しペインを分離して、別ウィンドウとして表示することも可能。 また、ウィンドウの一覧をタブで表示する機能においては、各タブ内に、タブを閉じるための[×]ボタンを表示できるようになった。そのほか、ファイルを開いた直後に任意のマクロを自動起動する機能が追加された。マクロを起動するタイミングは、今後さらに追加される予定とのこと。 さらに、テキストの色分け表示機能では、新たにプログラミング言語“Ruby”の色分けに対応したほか、“PHP”言語では色分けできる書式が増えた。さらに、複数行のコメントの色分け定義を、ユーザーがコメントの開始・終了文字列を指定して新たに作成できるようになった。 そのほか、範囲選択していないときはツールバー上の[コピー][切り取り]機能ボタンをグレー表示するといった、細かい仕様の変更も行われている。本ソフトはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するシェアウェアで価格は4,200円(税込み)。現在、同社のホームページからダウンロードできる。
【著作権者】(有)サイトー企画
□秀まるおのホームページ (中村 友次郎)
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