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NEWS (06/02/27 18:55)

「iTunes」からUSBメモリタイプの音楽プレイヤーへ楽曲を転送「iTunes Agent」

USBマスストレージに対応する各種デバイスへ楽曲ファイルを転送できる

「iTunes Agent」v1.0
「iTunes Agent」v1.0
 「iTunes for Windows」(以下、iTunes)からUSBメモリタイプなどのポータブル音楽プレイヤーへ楽曲を転送できるソフト「iTunes Agent」v1.0が、21日に公開された。Windows NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 2.0が必要。

 「iTunes Agent」は、iTunesから“iPod”以外のポータブル音楽プレイヤーへ楽曲を転送可能にするタスクトレイ常駐型ソフト。USBメモリタイプの音楽プレイヤーのほか、携帯ゲーム機“プレイステーション・ポータブル”や“ウォークマン”ケータイの“W800i”といった、USBマスストレージ対応デバイスへ楽曲を転送できる。手持ちの音楽をiTunesで管理している人にお勧め。

 使い方は、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから[Preferences]を選び、設定画面で[New]ボタンを押してデバイスの新規登録を行う。次に、楽曲ファイルの転送パターンをプルダウンメニューで選択し、楽曲の転送先フォルダ名を入力する。そして転送先デバイスを特定するために必要な情報として、転送先デバイスに存在する任意フォルダまたは任意ファイルのパスを記述しよう。パスの書式は、特定にフォルダを使う場合“D:フォルダ名”、ファイルを使う場合は“F:フォルダ名\ファイル名.拡張子”といった具合で、ドライブレターを指定する必要はない。

 [Save]ボタンを押して転送パターンとデバイスを登録したのち、登録デバイスが接続されると、iTunesの左ペインへそのデバイス名が表示されるようになる。あとはiTunesで楽曲を登録していき、タスクトレイアイコンの右クリックから[Syncronize device]メニューを選択すれば、デバイスへ楽曲が転送される。

 楽曲の転送パターンは3とおりで、1つ目は“\アーティスト名\アルバム名”といった構造のフォルダを作り、“アルバム名”フォルダに楽曲ファイルを転送する“iTunes”設定。2つ目は、アーティスト名とアルバム名をつなげた名前のフォルダを作成し、そのなかへ楽曲を転送する“Artist Folder”設定。3つ目はフォルダを新たに作成せず、楽曲ファイルをアーティスト名とアルバム名をつなげた名前にリネームして転送する“Flat”設定。利用するポータブル音楽プレイヤーに応じて転送パターンを選ぼう。


【著作権者】Jaran Nilsen 氏
【対応OS】Windows NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(06/02/21)

□iTunes Agent
http://ita.sourceforge.net/
□窓の杜 - iTunes for Windows
http://www.forest.impress.co.jp/lib/pic/music/musicplay/itunes.html

(石川 敬峰)


お詫びと訂正: 記事初出時、転送先デバイスを特定するために必要なパスの書式として、“転送先デバイスのドライブレター:フォルダ名\ファイル名.拡張子”とお伝えしましたが、1文字目はドライブレターではありませんでした。お詫びして訂正いたします。




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