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NEWS (06/02/28 11:55)

BMP画像を表示するだけのOSを含まない起動FDを作成「はりぼてビットマップ」

OSがインストールされていないPCやHDDがないPCで任意の画像を表示できる

「はりぼてビットマップ」v1.0
「はりぼてビットマップ」v1.0
 
画像は下から1ラインずつゆっくりと描画される
画像は下から1ラインずつゆっくりと描画される
 起動後は任意のBMP画像表示のみを行う、OSを含まない画像入りの起動FDを作成するソフト「はりぼてビットマップ」v1.0が公開された。Windows NT 4.0/2000に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作確認した。現在、ベクターのライブラリページからダウンロードできる。

 「はりぼてビットマップ」は、ピクセルサイズが横640×縦480で色数が16色のBMP画像をFDに書き込み、独自のプログラムでFD起動して画像を表示できるようにするソフト。起動FDは独自フォーマットで作成される。また、起動プログラムにはWindowsやDOSのシステムを含まないので、OSのライセンスを気にせず自由に利用可能。

 また、PCにOSがインストールされていなかったり、HDDが接続されていなくても画像を表示できるため、たとえばPCショップでディスプレイや中古PCの販売展示に利用したり、PC自作時にHDD接続前の動作確認を行うといった利用法が考えられる。

 本ソフトはFD作成用のDOSプログラムとバッチファイルで構成されている。指定形式のBMPファイルをソフトと同じフォルダに“AD.BMP”というファイル名でコピーし、“HARIBIT.BAT”をダブルクリックして実行すれば、FDにBMP画像と起動プログラムが書き込まれる。

 作成したFDをドライブに挿入してPCを起動すると、画像が下から1ラインずつゆっくりと描画される。全体が表示されたあとは、任意のキーを押すとPCを再起動可能。


【著作権者】斉藤 道明 氏
【対応OS】Windows NT 4.0/2000(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0

□はりぼてビットマップ(WindowsNT/2000/XP/アミューズメント)
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/amuse/se391961.html

(中村 友次郎)




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