|
レイヤー対応で軽快に起動するフリーのペイントソフト「AzPainter」v1.05マスク処理も行えるので、たとえば黒の主線を残して色塗りでき便利
「AzPainter」は、レイヤーやマスク処理に対応するペイントソフト。BMP/JPEG/GIF/PNG形式の画像を読み込め、BMP/JPEG/PNG形式で保存可能。独自形式でファイル保存すれば、レイヤー情報なども含められる。Windows標準の「ペイント」と同じくらい軽快に起動するため、ちょっとした落書きなどを描きたいときなどにお勧め。 画面はSDI型で、メインウィンドウの周囲にツールボタンやカラーパレットなどのパネルが複数枚開く。ブラシの種類と描画方法をそれぞれ1種類ずつ選んで絵を描く仕組みで、たとえばブラシに“鉛筆”、描画方法に“自由線”を選べば、ふちがはっきりしたアンチエイリアスのかかっていない自由曲線を描ける。 また、“スプレー”と“直線”を選ぶと、無数の細かな粒で直線を引くことができ、“ブラシ”と“四角枠”を選べば、ふちのぼんやりした半透明の四角い枠線を描画できる。ブラシの太さや透明度は、スライダーで指定可能。なお、筆圧感知タブレットには対応しない。 さらに、“テクスチャー”を付加して線を描いたり面の塗りつぶしを行うことも可能。テクスチャーは、縦縞や横縞、格子模様、水玉など漫画のスクリーントーン風のものから、ウッドパネルや大理石模様など70種類以上用意されている。 レイヤーにも対応しており、レイヤーの種類は“乗算”や“オーバーレイ”など15種類から選べる。マスク処理も可能で、指定色が塗られた部分を上書きできないように保護したり、あるいは指定色以外の部分を保護可能。たとえば、黒の主線を塗りつぶさないように色塗りしたいときに便利。 レタッチ関連では、トリミングや90度単位の回転といった基本機能のほか、明度・コントラスト・レベルの補正、ぼかしやシャープ化、モザイク、セピア化などの機能を備える。なお、本ソフトは多重起動しない仕様となっている。
【著作権者】Azel 氏
□AzSky (石川 敬峰)
|
|
|
|||||||||
トップページへ |