画面キャプチャーしたウィンドウからボタンなど任意の部品を選んでBMP保存

キャプチャー画像上や部品一覧から、保存対象のウィンドウ部品を選択可能

「コントロールキャプチャ」v3.0

マウスカーソルの描き込みやグレイスケール化が可能

　指定したウィンドウを画面キャプチャーし、そのなかからボタンやツリービュー、入力ボックスといったウィンドウの構成部品を選んでコピーやBMP保存できるソフト「コントロールキャプチャ」v3.0が4日に公開された。Windows 95/98/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「コントロールキャプチャ」は、指定したウィンドウを画面キャプチャーし、クリップボードへのコピーやBMP形式での保存を行えるソフト。キャプチャー後にボタンやツリービュー、入力ボックスといったウィンドウの構成部品の名称などが一覧表示され、そこから保存対象を任意に選べるのが特長。また、1回のキャプチャーをもとに複数の部品を切り出して保存できる。

　本ソフトによる画面キャプチャーは、ウィンドウを選んで即座に行えるほか、タイマーやホットキーでも行える。キャプチャー後はボタン名やダイアログ名などの文字列や、Windowsが各部品の識別に使用する“ウィンドウクラス”名、部品の種別を表わすアイコンが登録された部品一覧が表示され、そこから保存対象を選択可能。さらに、保存後に別の部品を選択することで複数の部品を保存できる。

　また、キャプチャーされたウィンドウ全体がプレビューされ、プレビュー上の右クリックで任意の部品を保存対象に選ぶことも可能。さらに、デスクトップ全体をキャプチャーし、一覧やプレビューからタスクバーやタスクトレイなどの部品を選んで画像保存できる。

　そのほかプレビュー上では、クリックした複数の位置に、指定した形のマウスカーソルを描き込む機能を備えている。また、アニメーションカーソルの各コマを、1つずつ進めながら連続して描き込むことが可能。さらにプレビュー上では、画像の減色やグレイスケール化、上下・左右反転や回転も行える。

【著作権者】土屋秀雄　氏
【対応OS】Windows 95/98/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.0（03/03/04）