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NEWS (06/03/22 15:55)

デスクトップ検索ソフト「Google デスクトップ 3」の日本語ベータ版がリリース

「Google 企業向けデスクトップ」v3 日本語ベータ版も同日公開

「Google デスクトップ 3」ベータ版
「Google デスクトップ 3」ベータ版
 米Google Inc.は22日(日本時間)、同社製デスクトップ検索ソフト「Google デスクトップ 3」ベータ版を公開した。英語版の「Google Desktop 3」は、2月8日(現地時間、以下同)にベータ公開されており、日本語版はひと月半遅れての公開となった。なお英語版は、3月15日に正式版が公開済み。「Google デスクトップ 3」はWindows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。そのほか本日、企業向けデスクトップ検索ソフト「Google 企業向けデスクトップ」v3 日本語ベータ版も公開された。

 「Google デスクトップ 3」は、Office文書やマルチメディアファイル、Webページのキャッシュなどのローカルファイルを、ローカルPC内で素早く検索できるデスクトップ検索ソフト。タスクトレイに常駐し、PCの空き時間を利用して自動的にファイル情報のインデックスを更新する。

 デスクトップ検索機能のほか、デスクトップ画面右端にRSS記事見出しや新着メール、テキスト形式のメモ欄、天気などの各種情報を表示できるサイドバーを備える。RSSフィードは最近閲覧したWebページから一括登録でき、各情報パネルの大きさや並び順はマウスドラッグで任意に変更可能。

 v2 日本語版からの主な変更点は、現在操作しているマシンとは別の複数PCを対象に、Webページの閲覧履歴や文書をデスクトップ検索する“Search Across Computers”機能が追加されたこと。ただし同機能を利用するには、暗号化されたインデックスを一時的に同社が管理する非公開サーバーへアップロードすることを、設定画面で許可する必要がある。

 また、情報パネルをサイドバーから分離してデスクトップ上の好きな場所へ配置できるようになった。さらに、[Ctrl]キーの2回押しで画面中央に検索欄をポップアップさせる機能も追加された。

 なお、「Google デスクトップ 3」と「Google 企業向けデスクトップ」との主な違いは、「Google 企業向けデスクトップ」は管理者が“Search Across Computers”機能を一括してOFFにできること。また、インストーラーがEXE形式の「Google デスクトップ 3」に対し、「Google 企業向けデスクトップ」はWindows Installer形式であるため、管理者が複数台のPCに一括してインストール可能。


【著作権者】Google Inc.
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】4.2006.315.959-ja(06/03/22)

□Google デスクトップ - ダウンロード
http://desktop.google.co.jp/
□企業向けデスクトップ
http://desktop.google.com/ja/enterprise/
□窓の杜 - 【NEWS】[Ctrl]キーの2回押しで検索欄を呼び出せる「Google Desktop 3」英語正式版
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/03/15/googledesktop3en.html
□窓の杜 - 【NEWS】一度に複数PCのデスクトップ検索を行える「Google Desktop 3」英語Beta版
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/02/09/googledesktop3beta.html
□窓の杜 - 【NEWS】Google、複数PC検索機能を一括OFFできる“Google Desktop 3”企業向けβ版公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/02/23/gds3enterprise_beta.html

(石川 敬峰)




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