|
|
1ペインのタブ切り替え型メールソフト「タビーメール」v1.68ひととおりの操作をショートカットキーで行えるのが便利
「タビーメール」は、1ペイン型のメールソフト。POP3/SMTPのほか、APOPや“SMTP Auth”といった基本的なメール認証に対応しており、複数のメールアカウントを登録できる。また、レジストリを使わないので、本ソフトとメールデータをUSBメモリなどに入れて携帯すれば、出先のPCでもメールのやり取りが可能。 フォルダ単位ではなくタブ単位でメールを管理するのが特長で、画面上部には[受信][送信][ごみ箱]といったタブがあり、振り分け設定やマウスドラッグにより、指定したタブへメールを移動・コピーできる。もちろん、タブは任意に追加することが可能。ひととおりの操作をショートカットキーで行えるのが便利で、たとえば[N]キーでメールを新規作成し、[F3]キーで次のタブに表示が切り替わる。ショートカット操作を忘れた場合は、[Q]キーで操作一覧を呼び出せばよい。 メイン画面では、選択タブに収められているメール一覧がリスト形式で表示される。リストの表示項目は、件名や差出人、日時のほか、メールのサイズや添付ファイル数、X-Mailerなど。未読や添付ファイルつきメールのみ選んで表示することもできるほか、特定メールにマークや色を付加すれば、目印をつけたメールのリストアップも可能。メール本文は別ウィンドウで表示する仕組みで、スペースキーを押していけば、次メールを同じウィンドウ上で連続して読めるのがうれしい。 スパムメール削除専用の振り分け条件も簡単に登録できる。[O]キーを押すと設定画面が開き、スパムメールの本文に記されたドメインが自動で1つ抜き出され、振り分け条件として表示される。本文内にドメインらしき文字列がない場合は、From欄に記されたメールアドレスを抜き出す。あとは[登録]ボタンを押せば登録が完了し、以降受信時に、そのドメインを含むメールは自動で[ごみ箱]タブへ移る。 アドレス帳には人名やメールアドレスのほか、件名や本文署名、Cc、Bccも登録できるので、メールテンプレートとしても利用できる。そのほか、UNIX MBOX形式のメールを取り込むことができ、UNIX MBOXやEML形式でメールを保存可能。
【著作権者】鈴木 保志 氏
□電子メールソフト・タビーメール (石川 敬峰)
|
|
|
||||||||||||||||||
トップページへ |