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【第261回】
縦スクロールシューティング「Sonic Sisters」女の子たちが大空を翔る! 爽快感タップリのシューティングゲーム
(06/03/31)
インターネット上で公開されているゲームは、大手メーカーが制作・販売している大作から、個人が趣味で制作して無料で公開しているものまで、ジャンルや価格を問わず、さまざまなものが存在している。しかし、公開されているゲームの数が多すぎて、どんな作品が存在し、どの作品が本当に面白いのかを判断できずに困っている方も多いだろう。そこで『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、女の子たちが大空を駆けめぐるシューティングゲーム「Sonic Sisters」を紹介しよう。
操作はカーソルキーで移動を行い、[Z]キーでショットを発射する。ショットはキーの押しっぱなしで連射が可能だ。また、[X]キーを押すとボムを使用できる。ボムはゲーム開始時に3発所持しており、中型の敵を倒すと出現する“Bパネル”を取ると所持数を増やすことが可能。また、“Pパネル”を取ると自機のショットがパワーアップする。 このほか、敵を倒すと出現する“星アイテム”は早く回収するほど高得点で、ショットボタンを離していると自動的に自機に寄ってくるという特性がある。また、スコアアップに大きく関わるもう1つのアイテムが“おにぎり”だ。“おにぎり”は敵を一定数倒すたびに出現する“地蔵”を倒すと登場。初取得時のスコアは500点だが、連続して取ると1つにつき最大2万点まで向上する。ただし、このボーナススコアは、地蔵や“おにぎり”を逃すか、自機がミスをするとリセットされてしまうので注意が必要だ。
ゲームを進めるうえで最も重要なのは選択するキャラクターだ。シューティングゲームの初心者がプレイするときは“サニー”が一番扱いやすい。ショットは幅広なのでザコ敵を倒しやすく、ボムの発動中は無敵なので大量の弾幕がばらまかれるボス戦でも有利。また、ある程度シューティングゲームに慣れ親しんでいるなら“弥生”がオススメだ。ショットは正面のみなので数多くの敵が出現すると対処が大変だが、移動速度が速いため、敵弾の雨をかいくぐりながら敵を倒すという、シューティングならではの緊張感と爽快感を味わえる。ちなみに“ルアン”は扱いが難しい。5方向に広がるショットはザコ敵には有効だが、威力が弱いためボス戦では不利となり、動きが遅いため敵弾を避けるのも大変だからだ。あえて高い難易度でのクリアに挑みたいという玄人向けのキャラと言える。 本作は、自機や敵がほとんど女の子という点を除けば非常にオーソドックスなシューティングゲームだ。ショットとボムだけというシンプルな操作方法は分かりやすく、難易度の上がり方も絶妙なので、初めてプレイしてもそこそこのエリアまで進められるのがうれしい。その一方で、後半はかなりの難易度になるため、シューティング好きでも満足できる作品に仕上がっている。また2人同時プレイに対応しているので、友達と協力しながら進めていくのも面白い。
【著作権者】ZAP 氏
□夢の島(ZAP's WebSite) (芹澤 正芳)
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