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NEWS (06/04/06 12:00)

.NET Framework製のEXE/DLLファイルの起動を手軽に高速化「.NET R-Tune」

.NET Framework付属のコマンドライン型高速化ツールをウィンドウ上で利用できる

「.NET R-Tune」v1.0.0 Build 2273.42108
「.NET R-Tune」v1.0.0 Build 2273.42108
 .NET Framework v1.1/2製のEXE/DLLファイルの起動を手軽に高速化できるソフト「.NET R-Tune」v1.0.0 Build 2273.42108が3月26日に公開された。Windows 98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework v1.1以降が必要。

 .NET Framework製のEXE/DLLファイルの内容は“MSIL”という独自の中間形式で構成されており、起動するたびにコンパイルが行われるため起動に時間がかかる。そのため.NET FrameworkのSDKやランタイムには、“MSIL”のコンパイルを事前に行うコマンドライン型ツール“ngen.exe”が付属している。“ngen.exe”でコンパイルされたEXE/DLLファイルはHDD上のキャッシュに保存されており、ユーザーがファイルを実行すると、キャッシュからファイルが読み込まれて高速に起動するという仕組み。

 「.NET R-Tune」は、この“ngen.exe”を使用して、.NET Framework製のEXE/DLLファイルの起動高速化を、ファイルのウィンドウへのドラッグ&ドロップで手軽に行えるフロントエンドソフト。また、コンパイル済みのファイルを一覧表示したり、高速化の解除も行える。

 本ソフトで.NET Framework製のEXE/DLLファイルを高速起動化するには、ファイルを本ソフトのウィンドウにドラッグ&ドロップするだけでよい。また、ウィンドウには高速化済みファイルの名前やバージョン番号などが一覧表示されており、一覧でファイルを選択してキャッシュを削除することで、高速化の解除が可能。

 また、“ngen.exe”は.NET Frameworkのバージョンごとに用意されており、.NET Framework v2製のEXE/DLLファイルを起動高速化するには、.NET Framework v2版の“ngen.exe”が必要。そのため本ソフトは、使用する“ngen.exe”をツールバーの[Change]ボタンで切り替えられる。


【著作権者】GSK 氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.0 Build 2273.42108(06/03/26)

□GSK's HomePage
http://www.digipop.ne.jp/~gsk/GSK/

(中村 友次郎)




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