メール本文やマウスオーバーした文章を取り込める付箋紙ソフト「メモ箋人」

メールソフトに追加されたボタンをクリックして付箋紙を新規作成できる

「メモ箋人」v1.0

「Becky! Internet Mail」など一部のメールソフトに追加されたボタンをクリックして付箋紙を作成できる

タイマー機能や削除した付箋紙のログ表示機能を利用可能

　（株）テクノクラフトは10日、「Outlook Express」「Becky! Internet Mail」など一部のメールソフトで送受信したメールや、任意のソフト上でマウスオーバーした文章を取り込めるデスクトップ付箋紙ソフト「メモ箋人」v1.0を公開した。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。なお、ダウンロード時はメールアドレスの入力が必要なほか、動作にはDirectX v8以降が必要。

　「メモ箋人」は、デスクトップ上に複数作成した付箋紙風のウィンドウに、テキスト形式のメモを入力できる常駐ソフト。付箋紙の作成は、タスクトレイアイコンの右クリックメニューや、デスクトップの背景のダブルクリックで行える。付箋紙にはメモ本文のほか、作成日時や任意に入力したタイトルを表示可能。

　また本ソフトをインストールすると、メールソフト「Outlook Express」「Becky! Internet Mail」「Eudora」のツールバーに、メールを付箋紙化するためのボタンが追加されるほか、「秀丸メール」用のマクロもインストールされる。メールソフト上で付箋紙化したいメールを選択し、付箋紙化ボタンのクリックやマクロの実行を行うと、付箋紙を新規作成してメールのタイトルや送信日時、本文を取り込むことが可能。

　そのほか、付箋紙上の［文字読取り］ボタンを押したのち、任意のソフト上で文章をマウスオーバーすると、1行分の文章を付箋紙に取り込める。さらに、［Shift］キーを押しながら文章をマウスオーバーすると、マウスカーソルのある行から事前に指定した行数分の文章を取り込むことが可能。

　また、付箋紙の色は10色から選択可能。そのほか指定時刻や指定分数後に付箋紙を点滅表示させたり音を鳴らすタイマー機能や、付箋紙を半透明表示する機能、削除した付箋紙のログを表示し、ログから付箋紙を再作成する機能などを利用できる。

【著作権者】（株）テクノクラフト
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0（06/04/10）