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フェンリル、「Sleipnir」ベースのシンプルなWebブラウザー「Grani」を公開IEの“お気に入り”を利用可能なほか、「Headline-Reader Plugin」を標準搭載
「Grani」は、「Sleipnir」をベースに、スクリプトによる機能拡張や描画エンジンの切り替え、Webサイトごとのセキュリティ個別設定といった上級者向けの機能を削減し、メニューやツールバーの構成をシンプルにしたタブ切り替え型のWebブラウザー。メニューバー上のメニュー構成はIEと同じで、各メニューの項目もIEに近いものとなっている。また、“お気に入り”は起動するたびにIEのものが読み込まれるほか、本ソフト上での追加や削除は即座にIE側へも反映される。 「Sleipnir」から引き継いだ機能は、全タブの表示内容のサムネイル一覧表示、マウスジェスチャー、“お気に入り”の検索、複数のタブで“お気に入り”の整理ができる“Favorites Editor”、履歴やCookieといった個人情報の一括削除、ステータスバーのクリックによるセキュリティ設定の一括変更など。また、Webページのほかショッピングや百科事典などさまざまなジャンルの検索を行える検索ツールバーも引き継がれた。 そのほか、3月27日に公開された「Sleipnir」用のRSSリーダープラグイン「Headline-Reader Plugin」が標準搭載されており、3ペイン型の本格的なRSSリーダー機能を手軽に利用できる。なお、現在単体で公開されている「Headline-Reader Plugin」はリリース候補となるRC1版だが、同社によると本ソフトに搭載されているのは、RC1をベースに不具合の修正などを行った本ソフト専用版とのこと。
【著作権者】フェンリル(株)、柏木 泰幸 氏
□新定番ブラウザ Grani (グラニ)|ブラウザを乗り換えるという選択 (中村 友次郎)
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