使用中などの理由で削除できないファイルを再起動時に削除「Reboot! Delete!」

削除ファイルの予約をワイルドカードで指定、あとから予約の取り消しも可能

「Reboot! Delete!」v2.01

　他アプリケーションが使用中などの理由で削除不能なファイルやフォルダを、Windowsの再起動時に自動削除できる「Reboot! Delete!」v2.01が、3月30日に公開された。Windows XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。動作には.NET Framework 2.0が必要。

　アプリケーションをアンインストールした直後などで、そのアプリケーションに関連するファイルを削除しようとすると、警告ダイアログが表示されて削除できないことがある。Windowsをいったん再起動すれば、それらのファイルを削除できる場合もあるが、再びファイルを探すのはめんどうで手間がかかる。そこで「Reboot! Delete!」を利用すれば、指定した複数のファイルやフォルダを、Windowsの再起動時に削除するよう予約できる。

　削除したいファイルやフォルダを本ソフトにドラッグ＆ドロップし、［削除予定に追加］ボタンを押すと、指定したすべてのファイルやフォルダが、Windowsの再起動時に削除されるようになる。このとき、ドラッグ＆ドロップしたファイルやフォルダのなかから、削除予約するファイルをワイルドカード指定で絞り込むことも可能。

　削除予約しているファイルやフォルダは、本ソフトを起動すればファイルやフォルダのパスが一覧表示されるので、いつでも確認できる。また削除予約の一覧上で、予約をファイル単位で取り消したり、削除したいファイルをさらに追加することも可能。

　なお、予約したファイルは“ごみ箱”に移動することなく削除されるので、確実に不要と分かっているファイルだけを本ソフトで削除するようにしよう。

【著作権者】takumi55　氏
【対応OS】Windows XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.01（06/03/30）