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【第262回】
麻雀牌で楽しむポーカー風ゲーム「Ejan」ポーカー風の役を作ってお金を稼ぐ、速攻10秒勝負
(06/04/14)
インターネット上で公開されているゲームは、大手メーカーが制作・販売している大作から、個人が趣味で制作して無料で公開しているものまで、ジャンルや価格を問わず、さまざまなものが存在している。しかし、公開されているゲームの数が多すぎて、どんな作品が存在し、どの作品が本当に面白いのかを判断できずに困っている方も多いだろう。そこで『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は1勝負が10秒たらずで決定するスピーディなギャンブルゲーム「Ejan」を紹介しよう。
ゲームモードは7種類あり、最初は目標金額などがない通常ゲームと、所持金100万円からスタートして50勝負以内に1億円を目指す“Mission1”、借金100万円からスタートして借金完済を目指す“Mission2”がプレイ可能。2つの“Mission”をクリアすると、4つのおまけモードが出現する。 1回の勝負は[配牌]ボタンをクリックするとスタートし、最初に4枚の牌が配られる。そのうち不要な牌をクリックして捨て、代わりの牌をツモしていく。役が完成してあがる場合は、[配牌]ボタンの下にある[和了]ボタンを押せばよい。また、キー操作にも対応しており、[Z][X][C][V]キーで牌を捨てられるほか、スペースキーで配牌と和了ができる。慣れればキーのほうが素早く操作可能だ。 勝負の際は、1回ツモるたびに所持金から賭け金が引かれていく。賭け金は100円でスタートし、所持金が1万円以上で500円、10万円以上で1,000円、100万円以上で1万円へと自動でアップする。賭け金が高いほど、役ごとの獲得金額にかかる倍率が上がる仕組みだ。また、7回ツモしてもあがれないと“流局”で、獲得金額はゼロだ。さらに、流局時にあと1枚で役が完成する形になっていなければ“ノーテン”となり、“罰金ルーレット”が開始される。ルーレットの結果、運がよいと罰金は免れるが、所持金の3割や7割が没収されてしまうこともある。 プレイヤーが作る役は、麻雀の役をベースにした4種類。同じ牌を3つ揃える獲得金額1,000円の役“暗刻(アンコ)”、同じ牌2つの組を2組揃える1,500円の役“二対子(リャントイツ)”、同じ種類の牌を使って数字を連番で揃える2,000円の役“平和(ピンフ)”、同じ牌を4つそろえる1万円の役“暗槓(アンカン)”となっている。麻雀の役に詳しくなくても、ポーカーのスリーカード、ツーペア、ストレート、フォーカードと考えればわかりやすいだろう。 そのほか麻雀由来のルールとして、最初の配牌時に役が完成していると獲得金が7倍になる“天和(テンホウ)”、画面上に表示されている“ドラ牌”と同じ牌をもっていると獲得金が追加される“ドラ”などのルールがある。さらに本作オリジナルのボーナスイベントとして、獲得金額の倍率が5~30倍にアップする“ラッキーゲーム”、配牌時に必ずドラ牌が入る“ドラ仕込み”などのイベントがランダムで発生。また10勝負ごとに、ドラの獲得金額が3倍になる“ドラ3倍ゲーム”が発生する。これらのボーナスが発生したときにあがると、一気に大金をゲットできるのだ。
本作は非常にテンポがよく、10秒ほどで1勝負の決着がつくのでついついあと1回、あと1回と回数を重ねてしまう。しかも賭け金がアップしてくると、“30倍ラッキーゲーム”“天和”“ドラ3倍ゲーム”の合わせ技で1億円オーバーという大金が動く可能性もあるという、ダイナミックさも魅力だ。そして恐怖の罰金ルーレットの存在が、プレイに緊張感を与えているのも見逃せない。筆者も数分の暇つぶしのつもりでプレイを開始して、気づけば2時間半も経っていたというぐらいハマってしまった。麻雀好きはもちろん、麻雀を知らない人でもすぐにルールを覚えられるので、試しに遊んでみてはいかがだろうか。
【著作権者】KittySoft pro.、Kenchin 氏
□waiwai倶楽部 (藤井 宏幸)
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