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NEWS (06/04/21 20:25)

NASA製3D地球儀ソフト「NASA World Wind」が火星や金星、木星の3D表示にも対応

木星の4大衛星・カリスト、エウロパ、ガニメデ、イオの衛星儀も表示できる

「NASA World Wind」v1.3.4
「NASA World Wind」v1.3.4
「NASA World Wind」v1.3.4
 表示を自在に拡大・縮小できる3D地球儀・月球儀ソフト「NASA World Wind」が、20日にv1.3.4へバージョンアップした。前バージョンからの主な変更点は、火星や金星、木星などの3D表示に対応したこと。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在NASAの公式ホームぺージや窓の杜からダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 9.0c以降のほか、.NET Framework 1.1が必要。

 「NASA World Wind」は、NASA製の3D地球儀・月球儀ソフト。地表には実写画像が貼られており、マウスの左ドラッグで天体儀を回転でき、マウスホイールを回せば表示を拡大・縮小できる。基本となるアーカイブ同梱の地表データのほか、インターネット経由でさらに詳細な地表データを自動入手できるのが特長。

 前バージョンでは、地球儀と月球儀を3D表示できたが、今回より標準で火星儀や金星儀、木星儀も表示できるようになった。このうち、火星儀のデータには高低差も記録されているため、マウスの右ドラッグで視点を傾ければ、斜めに見下ろした立体的な表示を楽しめる。

 さらに、ガリレオ・ガリレイにより17世紀に発見された木星の4大衛星・カリスト、エウロパ、ガニメデ、イオの衛星儀を3D表示したり、宇宙地図作成プロジェクト“SDSS”で作成された画像データを天球儀として表示できるようにもなった。


【著作権者】National Aeronautics and Space Administration(NASA)
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.3.4(06/04/20)

□NASA World Wind
http://worldwind.arc.nasa.gov/
□窓の杜 - NASA World Wind
http://www.forest.impress.co.jp/lib/stdy/study/science/nasawrldwnd.html

(石川 敬峰)




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