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NEWS (06/04/24 11:15)

「Outlook Express」で迷惑メールを削除しやすくする「OE Rule」

迷惑メールをドラッグ&ドロップするだけで削除対象にするNGワードを簡単に登録

「OE Rule」v1.0
「OE Rule」v1.0
 「Outlook Express」(以下、OE)v6のメール振り分け機能を使いやすくする迷惑メール対策支援ソフト「OE Rule」v1.0が、11日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、企業・団体等で使用する場合はシェアウェア登録が必要で、価格は1,000円。

 「OE Rule」は、OEが備えるメール振り分け機能“メッセージルール”へ、振り分け条件を登録しやすくするソフト。本ソフトを起動すると、OEに登録済みの振り分け条件一覧が、本ソフト左上の“適用するメールルール”欄に表示される。この欄内の右クリックで呼び出せるダイアログより、新たな振り分け条件を追加することが可能。

 たとえば、件名に“未承諾広告”という文字列を含む広告メールを削除したいなら、まずダイアログで“件名にNGワードを含む場合”項目を選ぶ。次に、OEから本ソフト下段中央へメールを直接ドラッグ&ドロップすれば、そのメールの件名全体が入力されるので、編集して“未承諾広告”の部分を残そう。あとは[保存]ボタンを押せば、本ソフト上で作成した振り分け条件をOEへ反映でき、以降OEで件名に“未承諾広告”を含むメールを受信すると、そのメールは自動的に[削除済みアイテム]フォルダへ送られる。

 また、メールの削除条件に使うNGワードとURLを、メールをドラッグ&ドロップするだけで本文から自動抽出することもできる。迷惑メールとして追加できる振り分け条件はそのほか、本文に日本語が含まれない場合、本文が空白な場合、宛先やCcに自分のメールアドレスが含まれない場合など。

 一方、正当と判断したメールは受信トレイへ送る振り分け条件も追加できる。たとえば、OEのアドレス帳に登録された差出人からのメールは、NGワードを本文に含んでいても削除せず、受信トレイへ送るよう設定することが可能。そのほか、自分の名前や電話番号、所属団体名などの個人情報がメールに含まれる場合に、正当なメールとみなすなどの設定も行える。


【著作権者】コマソフトウェアデベロップメント
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト(個人利用のみ、企業・団体等での使用時はシェアウェア 1,000円)
【バージョン】1.0(06/04/11)

□Koma Software Development
http://www12.plala.or.jp/komasoft/

(石川 敬峰)




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