“指パッチン”の軽快な音で指定ソフトを起動できるランチャー「jSnap」

マイク入力された音を分析して、指パッチン風の音を検知するとソフトを起動

「jSnap」v1.0.1

　“指パッチン”の音をマイク入力することで指定ソフトを起動できるランチャー「jSnap」v1.0.1が、16日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「jSnap」は、中指と親指で鳴らす“指パッチン”の音をマイクなどから入力することで、ユーザーが登録した1種類のソフトを起動できるアプリ起動ランチャー。指を鳴らして執事を呼ぶ富豪のような気分を味わえるのが楽しい。

　起動すると横長なウィンドウが現れるので、まず［Set］ボタンを押して起動したいソフトを登録しよう。あとは［Start］ボタンを押せば、マイクからの入力音声を監視し始め、あらかじめ設定されている指パッチン音のデータと適合する音を検知すると、登録ソフトが起動する。

　また、ウィンドウ右端の［▼］ボタンをクリックするとウィンドウが縦方向に伸び、棒グラフ型のレベルメーターが表示される。このレベルメーターを参考にして、雑音ではソフトが起動しないよう、Windowsの“ボリュームコントロール”画面でマイクの入力レベルを調整しよう。

　EXE形式の実行ファイル以外に、BAT/COM/CMD/PIFファイルも登録できるが、画像や楽曲などのファイルは登録できない。そのため、指を鳴らすと“Happy Birthday To You”とメロディが流れる、といった演出をしたい場合は、楽曲ファイルを開くためのBATファイルを作成するか、起動時に任意ファイルを開ける「あやめ」などのランチャーを利用するとよいだろう。

【著作権者】Gyoichi Ozaki　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.1（06/04/16）