|
|
マイクロソフト、「Flash Player」などに関連する3件の月例パッチを公開修正プログラムは“Windows Update”や“Microsoft Update”経由で適用可能
“緊急”レベルと判定された“MS06-020”は、Windows 98/Me/XPに同梱されている「Flash Player」v5.x/6.xの脆弱性を修正する。同脆弱性は、特別な細工が施されたSWFファイルを読み込むと任意のコードが実行されるというもの。ただし、Adobe社の“Flash Player ダウンロードセンター”などで、「Flash Player」を最新版のv8.0.24.0へ更新済みの場合は、本修正プログラムの適用は不要。なお、「Flash Player」の脆弱性の詳細に関しては、下記URLにある過去の記事を参照してほしい。 もう1件の“緊急”レベルである“MS06-019”は、企業向けメールサーバーソフト「MS Exchange 2000 Server」「MS Exchange Server 2003」の脆弱性を修正する。脆弱性の内容は、iCAL/vCAL形式のスケジュールデータを含む一部メールの処理に問題があり、“MS Exchange Server”がインストールされたサーバーマシン上で任意のコードが実行されるというもの。 “警告”レベルの“MS06-018”は、トランザクション処理を制御するサービス“MSDTC”に起因してサービス拒否が発生する脆弱性を修正する。Windows 2000/XP/Server 2003が、同脆弱性の影響を受ける。
□マイクロソフト セキュリティ ホーム (石川 敬峰)
|
|
|
||||||||||||||||||
トップページへ |