|
【第267回】
コマンド入力型シミュレーションゲーム「生きろ」種族を繁栄させ、生き抜くためのコマンドを自らの手で探し出そう
(06/05/26)
インターネット上で公開されているゲームは、大手メーカーが制作・販売している大作から、個人が趣味で制作して無料で公開しているものまで、ジャンルや価格を問わず、さまざまなものが存在している。しかし、公開されているゲームの数が多すぎて、どんな作品が存在し、どの作品が本当に面白いのかを判断できずに困っている方も多いだろう。そこで『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、絶滅寸前の種族“クチルス”の生活を助けるコマンドを、プレイヤーが自ら考え出すシミュレーションゲーム「生きろ」を紹介しよう。
本作では1日に1回さまざまなコマンドで“クチルス”に命令を与えていくのだが、このときすでに用意されているコマンドを選ぶのではなく、自分が思いついたコマンドをキーボードで文字入力するのが大きな特長だ。ゲームの開始時に、クチルスの数を増やす“生活”、釣りをして食料を増やす“釣り”、家を建ててクチルスを死ににくくする“建築”という3つのコマンドを教わるが、それ以外は手探りで見つけていかなければならない。
コマンドを見つけるコツだが、クチルスを守るためには何が必要かを考えるとよいだろう。釣りをもっと効率よく行うためには何を作ればいいのか、寿命を延ばすためには何が必要か、敵の攻撃に対抗するには何が一番大切か……などなど、いろいろと考えればコマンドを発見できるはずだ。また、ゲームを進めるうちにイベントが発生し、クチルスがコマンドを教えてくれることもある。 ゲームを進めるうえで、もっとも重要なのが食料だ。クチルスは、たった1日でも食料が不足すると死んでしまう。10人いたとして、食料が8個しかなければ2人は確実に死んでしまうのだ。数を増やすことや建築に力を入れすぎて、食料の確保をおろそかにするとアッという間に絶滅の危機に瀕してしまう。かといってクチルスの数が少なすぎるのも問題だ。急に寿命が尽きてしまうのも怖いが、隣国から攻められたときに数が少ないと全滅してしまう恐れがあるからだ。最初のうちは10人弱を確保しつつ、食料を増やすことに力を入れるのが安全だろう。なお、隣国の状況をチェックするコマンドも用意されている。自国の体制を整えるためにもぜひ探しておきたい。
【著作権者】ドラレプ 氏
□生きろ:無料ゲーム by ふりーむ! (芹澤 正芳)
|
|
|
||||||||||||||||||||||
トップページへ 週末ゲームINDEX へ |