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NEWS (06/06/16 11:40)

「Emacs」風の操作が可能なタブ切り替え型テキストエディター「無印エディタ」

ローマ字によるインクリメンタルサーチや“2ストロークキー”にも対応

「無印エディタ」v0.27.0
「無印エディタ」v0.27.0
 「Emacs」風の操作が特長のタブ切り替え型テキストエディター「無印エディタ」v0.27.0が、5月27日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「無印エディタ」は、シンプルな画面構成のタブ切り替え型テキストエディター。Shift-JISのほかUTF-8/EUCなどの文字コードに対応している。起動が軽快で多重起動も可能なので、HTMLファイルやプログラムソースなど、編集したいファイルのジャンルに応じて複数起動すると便利。

 本ソフトは「Emacs」風の操作が特長で、たとえばファイルを開く際に[Ctrl]+[O]キーを押すと、画面下部に1行分ほどのテキスト入力欄が追加される。この入力欄にファイルのパスを入力して[Enter]キー押すと、該当ファイルを開ける仕組み。またファイルパスの入力中に[Tab]キーを押せば、存在するファイル名やフォルダ名を自動的に補完することも可能。

 [Ctrl]+[F]キーを押して文字列検索するときも同様で、テキスト入力欄へキーワードを入力して検索できる。また、この検索機能では、ローマ字によるインクリメンタルサーチにも対応している。

 なお、これらの「Emacs」風の操作はショートカットキーから実行したときのみ可能で、メニューやツールバーボタンから実行した場合は、一般的なファイルを開くダイアログや検索ダイアログが表示される仕組み。

 そのほかの主な機能としては、C言語をベースにしたマクロ機能、正規表現が利用できるGREP機能、ファイルタイプごとの自動色分け、最大4つまで分割できる画面分割機能などを備えている。

 また本ソフトは“2ストローク”と呼ばれるショートカットキーに対応している。たとえば[Ctrl]+[Q][D]キーで行末へ移動といった、2段階でのキーストロークを割り当て可能だ。設定ファイル“form.ini”を編集することで、すべてのショートカットキーをカスタマイズできる。


【著作権者】int64 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.27.0(06/05/27)

□無印エディタ配布所
http://www.monga.info/prog/

(久保 望)




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