NEWS （06/06/20　11:45）

「MailSS」v2.1

個別情報を差し込んだ状態のメールをプレビュー可能

　個別情報を差し込んだメールを一括送信できるメールソフト「MailSS」v2.1が、17日に公開された。非商用に限りフリーで利用でき、編集部にてWindows XPで動作を確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

　「MailSS」は、複数アカウント対応のメールソフト。画面は3ペイン型で、左上ペインにフォルダツリーを、右上ペインにメール一覧を、下ペインにメール本文を表示する。個別情報を差し込んだメールを一括送信できるのが特長。

　独立ウィンドウのメール作成画面で、［差し込み］メニューより横1列目に送り先のメールアドレス、横2列目以降に任意のデータを入力した、カンマもしくはタブ区切りのCSV/TXTファイルを読み込ませれば、個人名やメールアドレスなどの個別情報をメール中の好きな位置へ挿入できるようになる。送信前に、個別情報が差し込まれた状態のメールをプレビューすることも可能だ。

　また初期状態では、本ソフトはPOPサーバーからメールを受信しても、POPサーバー内のメールを削除しない。アカウントの設定画面で、受信後に削除するよう設定するか、本ソフトを［メール削除］モードへ切り替えれば、サーバー内のメールを削除できる。

　［メール削除］モードでは、POPサーバーよりヘッダー情報を取得し、件名や差出人といった情報だけを右上ペインに表示する。件名と差出人を見て不要なメールを選択したら、ごみ箱型ボタンを押して削除しよう。最後に［中止］ボタンを押せば、［メール削除］モードが解除されてローカル内メールの表示に戻る。

【著作権者】篠沢 成雄　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト（非商用利用に限る）
【バージョン】2.1（06/06/17）

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（石川 敬峰）