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【第271回】
パネル入れ替えで“囲み”を作るパズル「LEALIG」ユニークなパネル移動方法をマスターし、9つのゲームモードを楽しもう
(06/06/30)
インターネット上で公開されているゲームは、大手メーカーが制作・販売している大作から、個人が趣味で制作して無料で公開しているものまで、ジャンルや価格を問わず、さまざまなものが存在している。しかし、公開されているゲームの数が多すぎて、どんな作品が存在し、どの作品が本当に面白いのかを判断できずに困っている方も多いだろう。そこで『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、“入れ替え”という操作でパネルを移動するパズルゲーム「LEALIG」を紹介しよう。
操作は、まずカーソルキーを使ってサイズがパネル4つ分の正方形“カーソル”を移動させる。カーソル内にパネルが1つでもある場合は、[Z]キーでパネルの位置を入れ替え可能。“カーソル”内の右上にあるパネルは左下のパネルと、左上にあるパネルは右下のパネルと入れ替わるので、これを利用してパネルを斜め方向に移動させられる。また[X]キーを押すと、パネルを即座にせり上げることができる。 パネルは縦横につなげて“囲み”を作ることができるが、斜め方向にはつながらない。また、“囲み”の中がパネルですべて埋まっている場合は、消すことができない。スコアは“囲み”に角が多いほど高くなるので、直線的につないで四角形を作るより、段状になった“囲み”を作ったほうがよい。“囲み”が完成すると数秒間“囲み”が光った状態となり、この間に別の“囲み”を完成させると“連鎖”が成立して高得点となる。また、光った状態の“囲み”の一辺に別のパネルをつなげて新たな“囲み”を作ることも可能だ。そのほか、[C]キーで“囲み”消去のエフェクトをスキップし、即座に消すことも可能となっている。
プレイの基本はまず、パネルの動かし方をマスターすること。パネルは、『“カーソル”内のパネルの位置は斜め方向に入れ替わる』という法則で動くわけだが、これは“カーソル”内のパネル数に応じて分類すると、3種類の操作が可能ということになる。1つ目は『単独のパネルは斜め方向であれば好きな場所へ動かせる』。2つ目は『縦に2つ並んだパネルは横方向に、横に2つ並んだパネルは縦方向に平行移動できる』。そして3つ目は『3つのパネルは入れ替えると空白マスが反対側に移動する』。さらに簡単に言えば、“カーソル”で1つのパネルを動かす場合は斜め方向に移動でき、2つのパネルを動かす場合は縦横に移動できるということだ。慣れるまではとにかくパネルが2つ並んだ状態にすることを心がけ、それを縦横に動かして“囲み”を作ればいいだろう。
操作は極めてシンプルだが、パネルの動かし方を把握するのが少々難しい。また、ある程度の操作スピードも要求される。だが慣れてくると手際よくパネルをつないで“囲み”を作れるようになり、どんどん面白さが増してくる。名作「テトリス」などと同じように、やみつきになってしまうのだ。筆者はこれまでにも多数のパズルゲームを紹介してきたが、本作はそのなかでも、シンプルさと思考性の共存という点においては非常に高いレベルでまとまっていると感じた。ある程度パズル的思考の素養が求められるとは思うが、パズル好きにはたまらない一本だと言えるだろう。
【著作権者】revy 氏
□remixed (藤井 宏幸)
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