NEWS （06/07/10　19:35）

「mEdit2006」Release 2

　複数文書を独自形式でまとめて管理できるタブ切り替え型の簡易ワープロソフト「mEdit2006」Release 2が、6月19日に公開された。Windows 2000/XP/Vistaに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「mEdit2006」は、複数文書を1ファイルにまとめて管理できるタブ切り替え型の簡易ワープロソフト。「MS Excel」の“ワークブック”のように、異なる文書をタブで切り替えながら編集でき、すべての文書を独自形式で1つのファイルにまとめて保存するのが特長。ワープロ上では、任意文字列の書式や文字色を自由に指定できるほか、選択文字をグラデーション表示させることも可能。

　基本画面は、画面中央にエディター、画面下側に文書切り替え用のタブが表示されるシンプルな構成になっている。編集中の各文書タイトルは、標準では画面下にタブ形式で表示されるが、画面を左右または上下の2ペインに切り替えて表示することも可能。左右2ペインの場合は、左側に各文書タイトルが一覧表示される。上下2ペインの場合は、上側に各文書のタイトル、作成日時、更新日時などの詳細情報が一覧表示される。

　各文書には、本文のほか修正回数やコメントといったデータを保持させることができ、ユーザーが独自の項目を追加できるオプションも備える。また、文書検索時にこれらのデータを検索対象に加えることも可能。

　そのほか、編集中の文書をRTF形式のファイルで保存する機能や、エディター上で装飾した書式などを見た目どおりに反映させたHTMLソースを生成する機能、編集中のすべての文書を一括で印刷できる機能などを備えている。

【著作権者】macer　氏
【対応OS】Windows 2000/XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト（寄付歓迎）
【バージョン】Release 2（06/06/19）

□macer's Page
http://macer-page.jp/

（久保 望）