“逆ポーランド記法”で計算する電卓「SK-RPN22」v0.9.4
括弧でくくられた複雑な数式でも四則演算の順序を考えずに計算できる
(06/07/11)
|
「SK-RPN22」v0.9.4 |
“逆ポーランド記法”と呼ばれる特殊な方式で計算ができる電卓ソフト。逆ポーランド記法とは、ポーランドの学者Jan Lukasiewicz氏が考案したもので、数式の演算子を被演算子の後ろに置く記法。たとえば“(1+2)×3”の場合、逆ポーランド記法では“1 2+3×”となる。その際“1に2を足し3を掛ける”という日本語と同じ語順になるのも特長だ。複雑な数式でも括弧や四則演算の順序を考慮する必要がなく、プログラムで扱いやすいためプログラミングの初歩として学んだ人もいることだろう。本ソフトは、そんな逆ポーランド記法で計算を行うための電卓ソフト。数字や演算子はテンキーを使うか、キーパッドを表示してマウスで入力する。小数点以下の桁数を指定した計算や、円周率の入力、ルート、べき乗、逆数、パーセントなどの計算も可能。メモリー機能として10個までの数値を記憶でき、計算結果はクリップボードへコピーできる。なお、動作には.NET Framework 2.0が必要。
【著作権者】Studio Kaz22 大西 一宏 氏
【対応OS】Windows XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.9.4(06/07/01)
□Studio Kaz22
http://www.kaz22.jpn.org/
(川原 徹也)
|