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Adobe、デジカメRAW画像現像・管理ソフト「Lightroom」のWindows用β版を公開120機種以上に対応のRAW現像のほか画像のライブラリ管理、印刷などを行える
本ソフトはこれまでMac OS X用のベータ版のみ公開されており、Windows用のベータ版としてはBeta 3が初公開となる。なお本バージョンのWindows版はMac版と比較して、デジカメやメモリカードからの画像の自動取り込みなど、一部の機能が実装されていないが、製品版ではWindowsとMacで同等の機能を備える予定だという。 「Adobe Lightroom」は、デジカメで撮影したRAW/JPEG/TIFF画像を独自のライブラリで管理・閲覧したり、RAW画像の現像や印刷、画像のスライドショーが行えるソフト。キヤノン・ニコンなど18社、120機種以上のデジカメRAW画像に対応しており、本ソフトの画面へ画像ファイルをドラッグ&ドロップするだけでライブラリへ取り込める。 本ソフトの画面は中央の画像表示ペインと左右のサイドバー、下部のサムネイル表示ペインに分かれており、ほとんどの操作をサイドバーから行うことが可能。起動直後の状態では主にライブラリ閲覧用のサイドバーが表示されており、Exifデータの表示のほか、画像に付加した説明文や5段階の評価もとに表示する画像を絞り込む機能などを利用できる。 画面右上の[Develop]ボタンを押すと、サイドバーが選択画像の現像またはレタッチ用のものに切り替わり、色温度や彩度、色調、露出量、コントラスト、トーンカーブなどのパラメーターを設定できる。また、グレイスケールやセピアカラーといったプリセットを選択し、パラメーターを一括で適用することも可能。 現像・レタッチ後の画像はJPEG/PSD/TIFF/DNG形式で任意のフォルダに保存できるほか、画面右上の[Print]ボタンを押してサイドバーを印刷用のものに切り替え、用紙レイアウトやマージンを指定して印刷を行える。利用できるレイアウトは1枚の画像を用紙サイズいっぱいに印刷するもののほか、4列×5行のコンタクトシートなど。
【著作権者】Adobe Systems Incorporated
□Adobe Labs - Project: Lightroom (中村 友次郎)
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