デスクトップを拡大表示してフリーハンドで注釈を描き加えられる「ZoomIt」

マウスの移動で画面スクロールでき、マウスホイールで拡大率も変えられる

「ZoomIt」v1.15

設定画面

　デスクトップをホットキーで拡大表示してマウスで自由に線を描き加えられる拡大鏡ソフト「ZoomIt」v1.15が、10日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「ZoomIt」は、現在のデスクトップをホットキーで拡大表示して、マウスで自由に線を描き加えられる常駐ソフト。見づらい部分を一時的に拡大し、さらに注目してほしい箇所を丸で囲むなどの作業が行えるため、PCでのプレゼン時などに便利。

　タスクトレイ常駐後に［Alt］＋［1］キーを押すと、マウスカーソルのある位置を中心に、デスクトップが2倍に拡大表示されるようになる。このとき、マウスを動かすだけで拡大したデスクトップを上下左右へスクロールさせることが可能。また、マウスホイールの回転で拡大率を変えられ、右クリックで元の原寸表示に戻る。

　拡大表示中に左クリックするか、原寸表示時に［Alt］＋［2］キーを押すと、画面がスクロールしなくなり、マウスの左ボタンで幅3ピクセルほどの赤い自由曲線を描けるようになる。通常操作へ戻りたいときは、マウスを右クリックすればよい。なお、本ソフトは描いた曲線を画像で保存できないので、どうしても保存したい場合は、Windows標準の［Print Screen］キーで画面キャプチャーするなどの方法を採ろう。

　タスクトレイアイコンの右クリックメニューより設定を変えられ、ホットキーの割り当てを任意に変更できるほか、自由曲線の色や太さを指定することも可能だ。

【著作権者】Mark Russinovich　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.15（06/07/10）